介護問題の解決に台湾と日本が協力しあうMOU締結式開催 ～テクノロジーと介護現場をつなぐことが超高齢化社会の解決の鍵～
2019年9月20日 一般社団法人テクノケア
テクノロジーと介護現場をつなぐ活動を行っている一般社団法人テクノケアが、台湾における財団法人Ricare（株式会社RiTECHの介護部門）とMOUの締結を行う事になりました。両者はともに介護への取り組みを一閃する中で、両国にとってよりよい介護のあり方を模索するパートナシップとなります。締結式は台湾政府工業技術研究院が主催し、ホテルサンルート有明で開催されます。当法人以外にも3組のMOU締結が行われ、その後日台各企業より事業協力のプレゼンが開催され、マッチング海外開催されます。タピオカブームよりもいま日台の介護連携がとてもホットです。ぜひ取材していただければと思います。
主 催：台湾 財団法人工業技術研究院
時 間：2019年09月25日(水曜) 午後 13 時 00 分 ～ 17 時 00 分
場 所：ホテルサンルート有明
はじめまして、テクノロジーと介護現場をつなぐ架け橋をしております一般社団法人テクノケアと申します。
この度、台湾の財団法人Ricare様とMOU(了解覚書)を交わし、両国の高齢化問題について手を取り合いながら解決に取り組むことになりました。つきましては9月25日(水)ホテルサンルート有明にて締結式が開催されます。
いま日本は世界にも類を見ない高齢化に対して、様々な 方面から取り組みを行っています。その一つにテクノロ ジーを活用がありますが、国が助成金や導入支援の取り組みを行っているにも関わらず最も多い介護ロボットの導入は見守りロボットの2.7%にとどまっています。
私たちは施設・在宅介護現場での人の力だけに頼るケアは限界があると感じています。すでに始まっている人手不足の中、腰を痛めたり、激務にさらされ現場を去っていった仲 間を何人も見送り、その度になにかできることはないのか と考えてきました。
テクノロジーと介護現場の懸け橋で導入推進を
世の中には、介護ロボットと言われる現場を助け、利用者を笑顔にする素晴らしい道具があります。それをもっと活用したいと思っています。技術会社が高齢化問題に取り組んだ商品が現場に届いて欲しい。介護現場での困りごとをその商品が解決して、ケアに集中できるようになって欲しい。介護ロボットが導入されにくいのは価格が一つの理由ではありますが、それ以外にも誤作動の不安や効果の懸念といった情報不足も課題の一つとなっています。それを解決することで、この社会全体の問題に取り組みたいと思ってい ます。
台湾も高齢化の不安を抱えています
一方で台湾でも高齢化問題は国を挙げて取り組んでいます。人口ピラミッドは日本と大変良く似ており、 先に高齢化を迎えている日本と情報共有することで予想される高齢化問題に先手を打ちたいと考えていま す。2019年8月28日に台湾にて健康増進産業台湾・日本協力覚書締結式が開催されました。
8月の締結式に合わせて当法人では台湾の介護施設の見学も行い、各施設の温かみがある一方で合理的な取り組みがなされており、日本としても学ぶところが大きい国だと感じました。
本式典では、国際福祉機器展も開催されている期間中でお忙しいかと存じますが、日本と台湾、引いてはアジアの高齢化問題の解決に取り組む一歩となるMOU締結式においでいただければ幸いです。
また、こちらの会場では日台の企業が戦略的提携パートナーを探す場にもなっております。私共に限ら ず高齢化問題に取り組む様々な企業が参加しておりますので、是非日台の手をつなぐ様子も取材していた だければと思います。
主 催：台湾 財団法人工業技術研究院
(Industrial Technology Research Institute, ITRI)
時 間：2019年09月25日(水曜) 午後 13 時 00 分 ～ 17 時 00 分
場 所：ホテルサンルート有明 (Hotel Sunroute Ariake)
〒135-0063 東京都江東区有明3-6-6
会 場：2F花明 (月)
費 用：全て無料
言 語：日本語、中国語（通訳あり）
連絡先 ：財団法人工業技術研究院 張慈映 グループ長 (tszyin@itri.org.tw)
[資料:
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