マスク不足の原因が解明。法人は「マスク「購入資金」不足」で対応出来ず。景気後退で更に鮮明に
2020年4月3日 株式会社スリーズコム
2019年の消費税増税による景気後退に、更に拍車をかけた「コロナ不況」がとどめになり、あらゆる経済活動が停止した結果、資金不足が本格化している4月。こうした中、法人向けにマスク販売を手掛ける株式会社スリーズコム。マスクは十分余っているのにマスク不足の状態が続いています。その原因が単に「マスクの「購入資金」の不足」という点が如実に。4月の調査報告。
法人向けに業務用マスクを販売している株式会社スリーズコム。4月になり4月中旬から下旬にかけて多くの業務用マスクを納品しますが、1社の輸入商社では日々無くなっているとはいえ「20万枚」ほど余っております。
世間では、マスク不足だと未だに騒がられておりますが、その原因につき、もっと深刻な事態が法人側にあることが調査でわかりました。
それが「購入資金不足」という現実です。
<1枚75円では「買えない」現実。最前線の病院が!>
ある病院の関係者の声が、今回の調査のスタートに。
参照ページ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00000003-binsiderl-soci
「しかし、提示されたのは1枚あたり75円から100円での取り引き。「通常なら1枚5円以下で買えるはずなのに……」。毎日およそ300枚を消費するその病院では、購入をあきらめざるを得なかったという。」
このニュースを見て、年収何千万円も出している病院ほどの経営が、こんな「ダメな判断」をしている思ったのですが、逆にいえば、病院でさえもこんな判断。普通の中小・零細企業では、これは深刻な資金不足があると判断できます。
<購入資金不足がマスク供給不足の原因のNO1に>
2020年4月の独自調査で、マスク余りがあるのにも関わらず、マスクが売れない原因。その最大の要因が、単純に「購入資金不足」になると報告します。
今後、5月・6月に1枚50円程度になったとしても、その単価にて購入出来るだけの企業体力がある所だけが「マスク不足解消」になるだけで、マスクの購入資金が不足している所は、相変わらずの「マスク不足」の状態が続くと予想されます。
<コロナ不況がマスク不足の原因として対策>
すでに人員削減や、自宅待機など個人でも収入源が顕著になっております。それと同時に多くの企業が経済が停止したため、企業自体が「待機」となり、資金不足へとなっております。
こうした中、「たかがマスク程度」のお金さえも、今は非常に貴重な資金です。こうした事は先の病院だけではなく、全業種にてスタートします。
3月中マスクを販売していましたが、4月の「マスク余り」になり、全く売れない状況が出てきて、初めて「本質的なマスク不足の原因」が法人側に出てきております。
【スリーズコムとは】
埼玉県川越市で2001年に創業。企業向けのネット通販で、周年記念品や卒業記念品などを販売。専門店「記念品ストアー」にて販売中。従業員3人の零細企業。
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