■沈没船・民主党から逃げ出す議員続出で過半割れ
2012年11月16日に
野田佳彦首相が衆議院解散を発表。14日に解散を表明しその通りの展開となったわけである。
この解散はマスコミなどからは「
自爆解散」などと言われている。
民主党にとっては自爆し沈没確実の解散というわけであろう。
14日に野田佳彦首相が解散を明言してから、民主党から離党する議員が続出しているのだ。まるで沈没船から逃げだすネズミのようである。
11月15日時点で離党を表明しているのは7名となり、与党会派として
過半数を割り込む状況となった。更に16日には福田衣里子衆院議員も離党。これで、民主党からの離党者数は9人となった。
■残った人間の評価が上がってありがたい?
衆議院選を控え、離党者続出の状況に対し輿石東幹事長は「
責任は十分感じている」とコメントしている。
しかし、民主党から逃げたことでその議員が当選するかどうかは全く分からない。
民主党から逃げてきた人間を受け入れることは、その議員にとってプラスになるのではなく、受け入れた党のマイナスとなる可能性が高いからだ。
民主党内部には、残った人間の方が相対的に評価が上がるという強気な声も出ている。
民主党から逃げても「元民主党」という経歴は消えない。議員の経歴などネット検索で簡単に見つかる。
ネットの普及した社会ではそう簡単に逃げることはできないのである。
民主党内部に出ている「残った人間の評価が上がる」も「相対的な」という意味なら的外れではないかもしれない。
【
naka773】
平成24年11月16日 野田内閣総理大臣記者会見 | 首相官邸ホームページ
http://www.kantei.go.jp/jp/noda/statement/2012/1116kaike民主離党国会議員と合流先、生活維新合流議員一覧 - Google ドキュメント
https://docs.google.com/spreadsheet/lv?key=0Al3mnZBSJEkO