■小学生のメディア行動を調査!
2012年7月25日、株式会社博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所が首都圏の東京、神奈川、千葉、埼玉の小学生を対象とした「小学生のメディア行動に関する調査報告」を発表した。
同調査は小学生の「
パソコン」、「
携帯電話」、「
ゲーム機」などのメディア機器の所有や活用状況、そして小遣いの使い道ついて調べたものだ。
■小学生のパソコン利用率80.8%
小学生のパソコン利用率は80.8%であり、就学前からパソコンを利用していたという回答が31.3%になる。
小学校5-6年生になると92%がパソコンを利用し30%が毎日利用しているというのである。
では、その利用方法は何であろうか?
「インターネットをする」、「勉強の調べものをする」、「ゲームをする」が上位にきている。
勉強の調べもの=wikiのコピペであろうか?
また、
YouTube や
ニコニコ動画を利用している者は、
5-6年生では44.8%になる。
ニコニコ動画に子供が多いのも当然だ。このようなメディアビジネスは意外に小学生ユーザーが多いということになるのではないだろうか。
■携帯電話は意外に持っていない
携帯電話は意外に持っていないものである。最も所有率の高い
小学校5-6年女子で59.0%である。
利用方法は通話が93.3%、メールが75.8%など携帯電話本来の機能で使用している小学生が殆どになる。
小学生用の携帯電話ビジネスはまだまだ未開拓といえるのかもしれない。
■ポータブルゲーム機は?
様々な機種が出ているポータブルゲーム機であるが、所有率は76.5%と据え置きゲームの72.8%よりも高い所有率となっている。
遊んでいるゲーム機となると更に差が広がってくる。
■小学生はテレビ離れしていない
若者の「テレビ離れ」が言われるようになって久しいが小学生ではまだだまテレビはNO.1の地位にいるようだ。
メディアコンテンツの使用時間では、テレビの116.0分が最高で、続いてゲームの47.9分、本の25.8分、パソコンの25.7分となる。
また、小学生はほとんど新聞を読まないようである。
■小学生のお小遣いと使い道
小学生が年間にもらう金額は24,453円。
月々の小遣いは定額ではなく、必要に応じてという家庭が多いようだ。調査では約半数となっている。
また、使い道の1位は「貯金」である。
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小学生の8割強がパソコンを利用。高学年女子の携帯電話所有率は6割。~小学生のメディア行動に関する調査報告~ | 博報堂DYメディアパートナーズ
http://www.hakuhodody-media.co.jp/newsrelease/report