■大津市、資料の黒塗りは止めます
「
大津いじめ自殺事件」は現在に至っても事実を隠そうとする
教育委員会の存在が障壁となっている。
image from
Amazon大津市教育委員会から第三者調査委員会に提出した「
大津いじめ自殺事件」の資料が
大量に黒塗りされていた。
この件で、第三者調査委員会の委員である尾木直樹・法政大教授より「追跡調査ができない」、「何の権限で黒塗りするのか」という批判の声が上がっていた。
大津市では11月2日に
越直美市長が会見を行い、今後は「
黒塗り」をしない方針を明らかとした。
■文科省の指針を超えて情報開示すると明言
越直美市長はこの件に関し、今後は文科省の示した指針を超え、情報開示を行う考えを明らかとした。
文科省では、学校側の調査結果に関し安易に外部に漏らさないという指針を示していた。
しかし、黒
塗りの資料を渡すのでは、何のために第三者調査機関を設置したのか意味のないことである。
今後の大津市の対応によって、本当に「いじめ」の事実を明らかにする意思があるのかどうかが試されることになる。
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naka773】
いじめ調査「黒塗りやめる」…大津市長 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20121103-OYO1T00254.htm