経営アドバイザや事業リーダークラス派遣で…
ベンチャーキャピタル(VC)の
グローバル・ブレインは2010年2月下旬をメドに、経営アドバイザや事業リーダークラスの人材を企業に派遣するサービスを本格的に開始する。
派遣先の企業は、低コストで新事業の創造などを推進でき、派遣される人材も、幅広い分野で事業を経験できるとしている。
実際の派遣メンバーは?
派遣する人材は、IT関連企業の経営や、マーケティング、開発などで実績があることが条件で、まずは10人程度の人材を選出する計画だ。
既に、プロモーション支援を手がける
アドコードの古川大輔代表や、海外展開を支援する総合商社出身の鈴木陽三氏などが、派遣メンバーになっているという。
対象派遣先は?
サービス提供先は、当面は同社の投資先としている。
派遣される人材への報酬も同社が負担することから、起業家を目指す人材がVCで働きながら起業を準備する「アントレプレナー・イン・レジデンス(EIR)」に近い制度になると。
新サービスにより同社は、投資候補先としている約400社の中から潜在起業家を発掘するのが狙いで、さらに投資先への支援メニューを増やすことで他のVCとの差別化を図り、投資候補先を拡大したいとしている。