■ブラック企業が嫌なら辞めればいい
2013年6月22日、ホリエモンの愛称で呼ばれる
堀江貴文氏のツイートが大きな話題となっている。
ブラック企業について意見を求められた堀江氏は以下のツイートを行ったのだ。
嫌だと思ったら辞めればいいのでは?辞めるの自由よん RT @mastar579: 堀江さん、ブラック企業について ご意見お願いします。長時間労働や残業代未払い、休日の拘束など様々な要素がありますが、堀江さんも経営者としてスタッフの待遇についてお話いただけたら•••
このツイートに対しては以下のようなツイートが続いている。
辞めることすら自由にできない会社の場合や今やめても次の就職先が見つからず仕方なく務めている場合はどうなのでしょうか?
聞く相手を間違えている
不当に安い労働力を確保するブラックのダンピングに対して関連法規を順守している企業が不利になり、結果業界全体がブラックみたいな様相になるのが問題なのでは
銭のある奴はお気楽でいいね? バカに相談するんじゃねー!不愉快だ!
堀江さん普通に正しいわw
そうそう。辞めたら確かに大変かもだけど、自分が変わらなかったら何も変わらないよね。
社会全体としてブラック企業の存在は健全な企業を脅かす可能性が無いではない。しかし、それも、個々がブラック企業を辞めるという判断を行えば解消できる。
結局は個人の人生の問題である。
この点に関し、堀江氏の発言は正論だ。嫌なら辞めればいいのだ。
サラリーマン唯一の自由は辞める自由だ。
中には辞めさせないブラック企業もあるとのことだが、それに対しても堀江氏は以下のようにツイートしている。
会社行かなきゃいいじゃん。起業すりゃいいじゃん RT @hana570105: @mastar579 辞めることすら自由にできない会社の場合や今やめても次の就職先が見つからず仕方なく務めている場合はどうなのでしょうか?
この点に関しては、「
強者の論理」なのか「
正論」なのか意見の分かれるところだろう。
■組織に頼らず生きていくことは難しいのか?
起業=大企業を作り大金持ちになるということではない。
自分に何かのスキルがあるならば、それを武器に起業することはそれほど難しくは無い。
ブラック企業で死ぬまで働かされるよりは、死ぬ気で考えて起業した方が夢があるだろう。
食べていけるだけ稼げればいいというなら、やり方はいくらでもある。要は考え方の問題である。
個人の経験が万人に適用できるとは思わない。しかし、「人に雇われる」ということが人生の前提になっているというのは思考が硬直している。
■ブラック企業の存在は肯定できないからこそ
ブラック企業が存在するのは、そこに務める人間がいるからである。
そんなブラック企業に勤めるよりも起業した方が楽だ。
金を稼ぐ方法はいくらでもあるということをもっと学校教育でも教えるべきだろう。
日本の学校教育は組織に属さず金を稼ぐ、自立した個人を作ることを目指していない。
これが、ブラック企業が出てくる原因の一つになっていると思われる。
■食うだけなら大丈夫
どこかに勤めていなければお金を稼げないという考え方自体をまずは止めてみることだ。
それが、ブラック企業を追い詰めることにもつながってくるだろう。
もし、自分1人で家族もいないなら、なおさらだ。起業した方が絶対にいい。
1人が食べていくだけなら、在宅の仕事だけでも稼げる。ブラック企業の体質に耐えられる精神力があれば、後は仕事を探す情報収集能力と、自分をアピールする能力を磨くだけだ。
ホリエモンのツイートは正論である。
ブラック企業は嫌なら辞めればいいのである。
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naka773】
堀江貴文(Takafumi Horie) (takapon_jp)さんはTwitterを使っています
https://twitter.com/takapon_jp