■デフレ対策・消費税引き上げも見送り
2012年11月23日、自民党・
安倍晋三総裁は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに記事で「
デフレ抑制最優先」を強調した。
そのためには、
公共事業200兆円の推進を行うこと。そして、デフレ脱却過程に無い限り消費税の引き上げは見送ると発言した。
自民党が政権を取り、安倍晋三総裁が首相になった場合は、日銀に対し
2%のインフレターゲットを掲げる人材を日銀総裁とするとした。
■野田首相の反論に安倍総裁は「勝負あったですから」
安倍総裁の一連のデフレ脱却発言に対し、民主党の野田首相は反論を行った。
「安倍さんが言っている政策は危険です。インフレになっていいんですか」
「円高ですけども、円高でいいこともたくさんありますよね」
これが野田首相がテレビなどで行った反論である。
これに対し、安倍総裁は市場の反応を上げ「
勝負あったですから」と再反論。
円は83円と円安傾向となり、株価も上昇している。
今の日本の大問題は安倍総裁が指摘するように「
デフレをどう脱却するか」である。その方法についての反論であれば理解できる。
しかし、野田首相の「
インフレになったらどする」という反論には恐れ入った。
結核患者に良い食事をさせることに対し、肥満になったらどうすると心配するようなものだ。
安倍総裁は「こんな人が経済運営をやっていたかということ自体が、おそらく、世界は驚くんだろうと思いますよ」ともコメントしている。
【
naka773】
【インタビュー】自民・安倍総裁、円高対策の為替介入に効果認めず - WSJ日本版 - jp.WSJ.com
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_552773朝日新聞デジタル:デフレ論争「もう勝負あったですから」 自民・安倍総裁
http://digital.asahi.com/articles/TKY201211250343.html「日本を、取り戻す。」第46回衆議院議員総選挙|自由民主党
http://special.jimin.jp/