汚染牛肉がわかるサイトが運営開始
放射性セシウム汚染牛肉問題が拡大する中、食品や飲食業界の関係者にとって注目すべきサイトが開設されました。
平成23年7月29日、独立行政法人家畜改良センターは、『「牛肉の放射性物質に関する検索システム」の運用開始』と題したプレスリリースを発表しました。
(画像は、独立行政法人家畜改良センターHPトップページ)
「牛肉の放射性物質に関する検索システム」の使い方とは
食品衛生法上の暫定規制値を超える放射性セシウムに汚染された牛肉が一般に広く流通していたことが、今回の検索システムの運用が開始された背景です。
そしてこの検索システムでは、10ケタの国産牛の個体識別番号を入力すると、暫定規制値を超えた牛肉かそうでないものかという検索結果が表示されます。
食品や飲食業界の関係者にとって、今回発表された検索システムを使い自社が扱う国産牛を調べて結果を速やかに公表することが、顧客や消費者に対する信頼回復という観点からも必要とされるでしょう。

「牛肉の放射性物質に関する検索システム」の運用開始(プレスリリース、独立行政法人家畜改良センターサイト内)
http://www.nlbc.go.jp/pdf/press/h23/110729press-honsho.pdf牛肉の放射線物質に関する検索システム(独立行政法人家畜改良センターサイト内)
http://www.id.nlbc.go.jp/rsSearch.php4独立行政法人家畜改良センター
http://www.nlbc.go.jp/index.asp