東京都は、「新基準適合店」なしと発表
2011年11月29日、東京都は、「生食用牛肉の規格基準施行に伴う一斉監視指導結果について」と題した報道発表を行いました。
(画像はイメージ)
この発表においては、2011年10月から施行された「生食用牛肉の規格基準」に適合した飲食店などが東京都内に1軒もなかったことが注目されます。
東京都は監視指導を強化
そして、2011年11月29日、東京都は、「食品衛生歳末一斉監視を実施します」と題した報道発表も行いました。この発表によると、食中毒を防止するために、東京都は、生食用牛肉や牛のレバ刺しや鶏刺しなど提供する飲食店などを監視するとのことです。
これらの発表を見るかぎり、東京都内で「ユッケ」や「レバ刺し」を食中毒のリスクがなく食べることは極めて困難な状況といえます。よって、ネット上で牛の「ユッケ」が現在においても評判になっている飲食店は注意が必要といえます。
また、東京都内での飲食店の開業や食品分野の会社設立を目指す人にとっては、今後の東京都の食品安全行政がどのような方向性に向かうのかが注目されます。

生食用牛肉の規格基準施行に伴う一斉監視指導結果について(報道発表資料、東京都サイト内)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2011/11/60lbt400.htm食品衛生歳末一斉監視を実施します(報道発表資料、東京都サイト内)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/11/20lbt400.htm東京都
http://www.metro.tokyo.jp/index.htm