グリーが訴訟提起を発表
2011年11月21日、グリー株式会社(以下グリーとする)は、「訴訟の提起に関するお知らせ」と題したプレスリリースを発表しました。
このプレスリリースによると、グリーおよびKDDI株式会社は、株式会社ディー・エヌ・エー(以下DeNAとする)がゲーム提供会社に対して行った独占禁止法違反行為によって損害を受けたので、損害賠償として10億5000万円を請求するという訴訟を起こしたとのことです。
(画像は、訴訟を提起された「株式会社ディー・エヌ・エー」のホームページトップページ)
気になるDeNA側への影響は
この発表受けて、2011年11月21日、DeNAは、「訴訟提起に関する当社見解について」と題したプレスリリースを発表しました。
このプレスリリースで注目されるのは、
「なお、現在、当社が独占禁止法に違反する行為を行っているかのようなリリースがなされましたが、そのような事実はございませんので、お知らせいたします。(DeNAのホームページより引用)」
と表明している点です。
もし、現在において、DeNAが独占禁止法違反をしていた場合、プロ野球「横浜球団買収問題」にも大きな影響を与えます。また、仮にDeNA側の主張が正しい場合には、グリー側の名誉毀損ということになります。よって、今後は、訴訟の行方がどのようになるかが注目されます。

訴訟の提起に関するお知らせ(ニュースリリース、グリー株式会社サイト内)
http://www.gree.co.jp/news/press/2011/1121_02.htmlグリー株式会社
http://www.gree.co.jp/訴訟提起に関する当社見解について(プレスリリース、DeNAサイト内)
http://dena.jp/press/2011/11/post-106.phpDeNA 株式会社ディー・エヌ・エー
http://dena.jp/