東京電力が「国有化」報道に対してコメント
東京電力が、毎日新聞の報道について気になる反応を示しています。
(画像はイメージ)
平成23年12月8日、東京電力株式会社は、東京電力の公式ホームページ内の「当社関連報道について」との項目にて、「12月8日付毎日新聞「東電 実質国有化-資本注入1兆円 来夏にも政府、改革を主導-」について」と題したコメントを掲載しました。
東京電力、徹底した経営合理化などを宣言
東京電力は、8日の毎日新聞の報道について、
「12月8日付の毎日新聞において、「東電 実質国有化-資本注入1兆円 来夏にも政府、改革を主導-」との報道がなされておりますが、決まった事実はありません。当社といたしましては、まずは、徹底した経営合理化による費用削減や資金確保に取り組んでまいります。(東京電力ホームページより引用)」
とのコメントを出しています。
そして、今回の東京電力のコメントを見るかぎり、毎日新聞が報じた「実質国有化の動き」について、はっきりと否定はしていないという点が注目されます。
また、東京電力が実質国有化される場合には、国内の証券市場や東京電力の株主などに多大なる影響が予想されるので、今後の展開がどのようになるのかも注目されます。

12月8日付毎日新聞「東電 実質国有化-資本注入1兆円 来夏にも政府、改革を主導-」について(当社関連報道について、東京電力サイト内)
http://www.tepco.co.jp/cc/kanren/11120801-j.html東京電力
http://www.tepco.co.jp/index-j.html毎日jp - 毎日新聞のニュース・情報サイト
http://mainichi.jp/