大阪市区長の公募が開始
大阪市は、平成23年12月19日より「大阪市区長」の公募を開始しました。
(画像は、大阪市ホームページトップページ)
今回の区長の公募は、大阪都構想を掲げる橋下徹大阪市長が、人事制度改革の一環として実施する政策とされています。
求める人物像は、責任なき執行役員か
ここで、大阪市区長の公募要綱に書かれている以下の文言が注目されます。
当該行政区における、各種施策(各局所管分も含む)の推進や組織運営のトップとして、高いマネジメント能力を発揮し、新たな区行政を創造できる人材を求めます。(大阪市区長公募要綱、大阪市ホームページより引用)
つまり、新しい大阪市区長には、部下である大阪市職員を使いこなす実行力や経営管理の能力を重視していることがわかります。
橋下市長への忠誠度も必要!?
また、もう一つ注目すべきは次の断り書きです。
ただし、最終的な決定と責任は、市長が担います。(大阪市区長公募要綱、大阪市ホームページより引用)
そして、この引用文などを見ると、橋下徹大阪市長は、経営コンサルタントの役割を担った中間管理職のような執行役員という人物像を求めているようにみえます。
今後は、公募される大阪市区長への応募者数や新しく就任する大阪市区長の顔ぶれがどのようなものになるのかが注目されます。

大阪市区長を公募します(大阪市サイト内)
http://www.city.osaka.lg.jp/somu/page/0000150330.html大阪市
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