国際戦略総合特区に指定された「アジアヘッドクォーター特区」
日本に進出する外国企業と手を組みたいと考えている起業家や企業関係者にとって注目されるニュースです。
(画像はイメージ)
平成23年12月22日、東京都は、【「アジアヘッドクォーター特区」の指定について】と題した報道発表を行いました。
この報道発表によると、東京都が国に申請した「アジアヘッドクオーター特区」が、規制緩和などを例外的に行える特区である「国際戦略総合特別区域」に指定されたとのことです。
気になる「アジアヘッドクォーター特区」とは
今回、国から指定を受けた東京都の「アジアヘッドクォーター特区」とは、東京都心部に外国企業を誘致することで、約14兆6000億円の経済効果と約93万人の新たな雇用創出を目指す試みです。
そして、「アジアヘッドクォーター特区」で誘致した外国企業に対しては、法人実効税率が現行の40.7%から28.9%に軽減されるとのことです。
コンサルティング業の新たな市場か!?
また、ビジネスの面から見ると、「アジアヘッドクォーター特区」に関心がある外国企業は、東京進出のメリットに関するあらゆる情報を欲しがっているとみられます。
つまり、東京への進出を目指す外国企業を対象にしたコンサルティングサービスは、「アジアヘッドクォーター特区」によって新たな市場が創出されたといえます。今後は、どのような外国企業が、「アジアヘッドクォーター特区」に興味を示すかが注目されます。
「アジアヘッドクォーター特区」の指定について(報道発表資料、東京都サイト内)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/12/20lcq400.htm東京都
http://www.metro.tokyo.jp/index.htm