■第3四半期決算短信を発表
2012年2月2日、フ
ジ・ メディア・ ホールディングスが「平成24年3月期第3四半期決算短信」を発表した。
営業利益は
映像音楽事業のみ前年同期比で減少となったのみであり、他の
セグメントは全て利益を改善しているとしている。
その結果、前年同月比で21.0%増の
286億34百万円の営業利益を出している。
■放送事業はデモの影響を受けたか?
夏場以降、韓流偏重の放送姿勢が批判の対象となり、大規模なデモを誘発してしまったフジテレビ。
今回の「3四半期決算」で目に見える数字の影響は見て取れるのであろうか?
フジテレビジョンの放送事業収入全体全体は回復基調にあるものの収入は減収となったとしている。
㈱フジテレビジョンでは、ローカルタイムは前年同期を上回りましたが、ネットタイムとスポットは、回復基調にはあるものの前年同期を下回り、放送事業収入全体は減収となりました。
放送事業収入の実際の数字を見ると下回ったといっても0.2%の減収であり、ほぼ横ばいといっていい数字だ。
収益に関して言えば、
デモの影響はほとんど考えられない。
東日本大震災後の日本経済自体の全体的な頭打ち感に引きずられている部分があると見るのが正直なところであろう。それでも回復基調にあることは見て取れる内容となっている。
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naka773】

フジ・ メディア・ ホールディングス
http://www.fujimediahd.co.jp/index.html