■名古屋港だけで500台の放射能汚染車!
2012年2月25日、名古屋港管理組合は同港から船積み予定の
中古車500台以上から業界設定基準の
毎時0.3マイクロシーベルト以上の線量が検出されたことを明らかとした。
image from
Port of Nagoya / Hyougushi検査期間は2011年8月から2012年の1月まで。基準値を超えた中古車は
荷主へ返却したとのことである。
■返却後の放射能汚染車の行方は?
中古車の放射線基準値に関しては国の指針がない状態である。
今回の基準値も本港運協会と全国港湾労働組合連合会が労働者の安全面から自主的に設定した基準値である。測定は2011年の8月から行われている。
国外へ輸出される予定であった中古車は放射能汚染が明らかとなり荷主に戻されることになったわけである。
その後の、放射能汚染車の流通状況は全く把握できない状況である。
これは
国内に中古車の放射線基準値がなく、何の規制もされていないためであろう。
自主的に線量を計測している販売店もあるが、高放射線量の車の出現が報道されるかどうかは分からない。
昨年6月には福島県内の修理業者で
毎時276マイクロシーベルトを計測した中古車が出現したとの報道もあった。
また、12月には武蔵野市内の駐車場に停車してあった自動車から
毎時30マイクロシーベルト以上の線量が計測されたこともあったのである。
東京電力が、福島第一原発の近くで使用していた自動車の行方も現在は全く不明である。
計測されることのない放射能汚染車が今も街の中を走っている可能性はゼロではないのである。
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naka773】

名古屋港のホームページ
http://www.port-of-nagoya.jp/【全国放射能汚染車ランキング】毎時279マイクロシーベルトの放射能汚染車出現!
http://www.best-worst.net/news_S2qRI7dns.html