■「さいたさいたセシウムがさいた」削除
同サイトが報じたニュースがこんな大きな騒動を生んでしまったようだ。
2012年3月7日、「
ネットの騒動」を引き起こしたことにより
埼玉県教職員組合(埼教組)は「国際女性デー埼玉集会」の講演会「
さいたさいたセシウムがさいた」のチラシの公開をホームページ上から削除した。
埼教組への電話取材によると、講演のタイトルは米国の詩人
アーサー・ビナードさんの考案によるものであった。
埼教組によると、実行委員会で検討を行ったのであるが、講演者が決定した物を勝手に変更することができないと判断しそのまま掲載したとのことである。
講演は2日後に迫っており、今回の抗議に対してはまず、ホームページからのチラシリンクの削除と、講演会では問題となった「
さいたさいたセシウムがさいた」というタイトルの削除を行うとのことである。
ただし、URLを直接指定すればポスターは閲覧可能なことを指摘すると、ネット上の詳しいことはよく分からないと困惑を見せていた。
今回の騒動に関しては3月7日に
電凸といわれる電話抗議が相当数あったとのことである。
■産経新聞まで掲載!
この騒動は、大手メディアである
産経新聞まで取り上げることになってしまったのである。
埼教組としては、ここまでの騒動になることは想定していなかったのだろう。
また、講演者の
アーサー・ビナード氏は3月8日の文化放送「
吉田照美 ソコダイジナトコ 」に出演し今回の件についてコメントしている。
同氏は放射能被害にあっている方を
揶揄する意図や悪意は全く無かったとし、講演タイトル「
さいたさいたセシウムがさいた」は取り下げサブタイトルをメインとするとコメントした。
最後に、埼教組は日教組とは別組織であるにも関わらず「
日教組」と表記してしまったことは訂正とともに関係者の方にお詫び申し上げます。
【
naka773】
「セシウムさいた」で講演 埼玉県教組の集会 批判受け表題変更 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120308/edc12030800120000-n1.htm吉田照美 ソコダイジナトコ
http://www.joqr.co.jp/soko/2012国際女性デー埼玉集会
http://www.kyouiku-net.org/event/12.03.10kokusaijoseiday-saitama.pdf