■削除要請1000件!
2012年3月29日、「
2ちゃんねる」が警察から要請を受けていた1000件以上の覚せい剤売買にからむ書き込み削除要請を無視していたことが報道により明らかとなった。
そして、その時点の掲示板運営に元管理人の
ひろゆきこと、
西村博之氏が関与し
広告収入を受け取っていたことも報道された。
これは、それぞれ
読売新聞、
産経新聞の報道によるものである。
「削除要請1000件」はネットでも話題となり早速ツイッタートレンドワードに浮上してきた。
■覚せい剤売買レス問題
読売新聞の報道によると、覚せい剤売買に関わった男性は1000件以上の書き込みを2ちゃんねるに行っていたことが明らかとなっている。
しかし、この書き込みは一切削除されず放置されていたとのことである。
この
2ちゃんねる側の対応に関し、2ちゃんねる創成期に削除人をしていた男性は、削除を厳密にやりすぎると、批判が強くなっていくため、書き込みに対し甘くなっていったとコメントしている。
伝統的に
書き込み側に甘い基準であったのいうのが
2ちゃんねるの文化であり、その「
甘さ」が集客力につながっていった面も大きい。
実際に2000年くらいまで掲示板の勢力は
ヤフー掲示板がネット掲示板の主力であり。シドニーオリンピック・柔道の篠原選手の誤審問題で祭りの中心となったのもヤフーであった。
今では完全に立場が逆転しているのは、書き込み基準の甘さも一つの要因であろう。
それが、2ちゃんねるに人を集め、収益を生む基礎を作っていったのである。■2ちゃんねるの収益構造を報道!
そして、産経新聞では、覚せい剤売買の書き込みが放置されていた時点で、2ちゃんねる創設者で、元管理人の
ひろゆきこと、
西村博之氏が関与し
広告収入を受け取っていたことを報じている。
産経新聞の伝えた
「2ちゃんねるの収益構造」産経新聞の伝える収益構造によると、
2ちゃんねるを売却したとされる
西村博之氏は、アダルトサイト業者からの広告収入を「
未来検索ブラジル」を経由して受け取っていたとしている。
また、警察側は
覚せい剤売買の書き込みが放置され続けていたのが誰の指示によるものだったのか、今後捜査を行ってくとしている。
削除人といわれる問題のある書き込みを削除する人たちは基本はボランティアであるが、幹部十数人は報酬を得ているとのことだ。
削除人もその経験によってランク分けされており、自由裁量で動ける
削除人は限られていたようである。
この収益の流れと覚せい剤売買の書き込みに関係があったのか?
それとも、単に2ちゃんねるの文化として書き込み側に甘い体質のために放置されてきたというだけなのか?
今後、警察の捜査の手は収益の流れを含めた部分にまで伸びていきそうである。
【
naka773】
2ちゃんねる、警察の削除要請1000件放置 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120328-OYT1T01126.htm?from=y10元管理人側に広告収入 2ちゃんねる覚醒剤書き込み放置 当時の運営関与か+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120329/crm12032908080000-n1.htm2ちゃんねる掲示板へようこそ
http://www.2ch.net/Twitter / 検索 - 削除要請1000件
https://twitter.com/#!/search/%E5%89%8A%E9%99%A4%E8%A6%81%E8%AB%8B1000%E4%BB%B6