■現政権の大飯原発再稼働姿勢には反対
2012年4月24日、
橋下徹大阪市長と
松井一郎大阪府知事が
藤村修官房長と
関西電力・大飯原発3、4号機再稼働に関する会談を行った。
両氏は再稼働に向けた
クリアすべき8項目を提案。藤村修官房長は、この提案に対し将来的に考えるべき課題とコメントするにとどまった。
橋下徹大阪市長は、政府・民主党の政治手法による「
大飯原発3、4号機」の再稼働については以前より反対の主張を行っている。
批判の場は主にツイッターだ。
調査をやったことと、安全かどうかは全く別物。ここをうまく誤魔化している。官僚がやりそうなことだ。メディアフルオープンで原子力安全委員会に見解を述べてもらったら良い。大飯は安全かどうか。民主党はなぜこのプロセスを踏まない?だから国民は付いてこない。
斑目委員長はストレステスト一次評価では安全とは言えない。しかし再稼働は政治判断。また定期検査後の再稼働について法令上安全コメントを出す立場ではないと完全に逃げてしまった。こんな中で政治家が安全宣言を出すのはおかしいと僕らは言っているのです。石田さん、よろしいでしょうか?
その批判は、「
ストレステスト」を行ったという確認を安全確認をしたと錯覚させるものだとしている。そして、専門家に原発の安全性対する発言をさせないという姿勢に対して向けられている。
■安全性ではなく必要性を主張しろ
橋下徹大阪市長は、「安全性」を主張し原発再稼働を目指す民主党に対し「安全性」ではなく「必要性」を主張して議論すべきであると指摘している。
政権は、安全宣言するのではなく、堂々と必要性について訴えかけるべきだ。もうばれている。政権が安全宣言した安全は国民が考えているものとは全く異なる。政権が確認したのは福島原発と同様の事故は起こさないというレベルの安全なのだ。国民はそれ以上の安全を求めている。国民はバカじゃない。
■天敵「朝日」「毎日」が好意的に報道
いつもは、橋下徹大阪市長、大阪維新の会に対し徹底した批判を行っている「朝日新聞」と「毎日新聞」も「」については、好意的に報道している。
「君が代斉唱」とは大きな違いである。毎日新聞は社説で今回の会談を取り上げ、橋下徹大阪市長に支持する論調を展開。
朝日新聞はツイッター「
朝日新聞・橋下番 @asahi_hb」アカウントが好意的なツイートを行い、それを橋下徹大阪市長がリツイートしているのである。
橋下氏「そう(計画停電に)ならないように全力は尽くすが、ここまで(近畿の府県民が)腹をくくってくれたなら、一致団結して新しい電力供給体制に向けて第一歩を踏み出す環境にある。だから、チャレンジしていくのが政治家の役割だと思う」。 #原発 #橋下
今回の件では味方になってくれているだけに、「
君が代斉唱」のときのツイートのようなことはしないであろう。
全て結論先にありき。大手新聞は、政治家への白紙委任を否定しながら、消費税増税は白紙委任を認める。結局、自分たちが正しいと思うことは論理をすっ飛ばしても良いという非常に危険な考え方。統治は論理、手順が全てだ。朝日新聞、毎日新聞はそれが一番激しい。
自分たちが正しいと思う結論に一致するならば、批判していた相手でも支持していく。これが新聞ビジネスというものだろうか。
【
naka773】

橋下徹 (t_ishin) on Twitter
https://twitter.com/#!/t_ishinTwitter / @asahi_hb: 橋下氏「そう(計画停電に)ならないように全力は尽くす ...
https://twitter.com/#!/asahi_hb/status/194409920941142016