■北陸電力「志賀原発」付近にも活断層
2012年5月3日、東洋大学・渡辺満久教授と名古屋大学・鈴木康弘教授のチームによる調査によって、北陸電力「
志賀原発」北9㎞に
活断層があることが判明した。
今回指摘されたのは「
富来川南岸断層」である。調査では13万~12万年以前に動いた活断層の可能性が高いとしている。
この調査結果により「
志賀原発」の耐震安全性を再検討する必要性が出てくる可能性がある。
■地震国日本にとって原発は必須?
日本は地震国であり全世界で発生する
マグニチュード6以上の地震の20%が日本で発生している。
そして、現在も原発の付近で新たな活断層が発見されているような状況である。
地震国日本にとって、原発のリスクとメリットを考えたときに積極的に推進すべきエネルギー減なのであろうか。
他に選択肢は無いのであろうか?
■北海道電力「泊原発3号機」定期点検で稼働原発ゼロ
2012年5月5日、北海道電力「
泊原発3号機」が定期点検に入り、国内の
稼働原発はゼロになった。
政府は、関西電力の
大飯原発3、4号機再稼働に向け、必死に動いている状況であるが、反対する人たちの抵抗は大きい。
そもそも、政府の行った「
安全宣言」は「
ストレステストを行った」というものであり、テストの結果が科学的にどうであったのかが不透明な状況だ。
一貫して
大飯原発3、4号機再稼働の政府手続きを批判している橋下徹大阪市長は4月23日に以下のようにツイートしている。
斑目委員長はストレステスト一次評価では安全とは言えない。しかし再稼働は政治判断。また定期検査後の再稼働について法令上安全コメントを出す立場ではないと完全に逃げてしまった。こんな中で政治家が安全宣言を出すのはおかしいと僕らは言っているのです。石田さん、よろしいでしょうか?
政治判断で動かす。安全性とは言えない。専門家は逃げる。困ったものである。
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naka773】

北陸電力 発電所の特徴(志賀原子力発電所の紹介)
http://www.rikuden.co.jp/outline1/equipment.html世界の震源分布とプレート - 地震情報サイトJIS「地震データ」
http://j-jis.com/data/plate.shtmlTwitter / @t_ishin: 斑目委員長はストレステスト一次評価では安全とは言えな ...
https://twitter.com/#!/t_ishin/status/194126552324243457