庭山由紀市議、「桐生市は放射能汚染地域」しかし「桐生市へのがれきの持ち込みは放射能汚染を拡散する」何この矛盾？

2012年5月26日、群馬県桐生市では岩手県宮古市のがれき受け入れの試験焼却のためのがれき搬入が行われた。

この試験用がれきを積んだトラックの前に立ちふさがったのが、庭山由紀市議らの反対派である。

「放射能拡散STOP」とプラカードを持ち、搬入を2時間あまり遅らせる妨害を行った。

しかし、この庭山由紀市議はすでに桐生市を放射能汚染地域だとツイートしていたのではないか？

既に、放射能汚染されている地域に、放射能汚染されたがれきを受け入れるならそれは全く「拡散」ではないのだが……

庭山由紀市議は5月25日に「放射能汚染地域の血ほしいですか？」とするツイートを行い批判の対象となった。



その後も発言を撤回する気はないとして、ツイートを続けている。

庭山由紀市議が言うように桐生市が放射能汚染地域であるならば、そこに運び込むがれきを「放射能汚染を理由」に反対するのはおかしな話である。

火山学者の早川由紀夫氏などもこの件に関しツイートを行っている。



早川氏などは、桐生市がすでに汚染状況重点調査地域であり、今さらそこに、「放射能汚染を理由」に反対する人を「愚民」と表現している。

当然、この「愚民」には庭山由紀市議も含まれるのだろう。

これに対し、庭山由紀市議はゴミの不法投棄という一般論に転換し反論を行っている。



「不法投棄」と言う法律違反ならそれに文句を言うべきであり、「放射能汚染を理由」に危険とは別問題ということを言外に含んだツイートである。

庭山由紀市議はがれき持ち込み反対のための運動の一つとして今回の「ツイッター炎上」を利用した感じがある。

しかし、あまりにも矛盾があり、幼稚な方法であり何ら擁護できない話である。

【naka773】



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