■墨田区の試算1700億円を超える経済効果
2012年5月22日、
東京スカイツリーが開業し、初日に
は約20万人が殺到する大盛況となった。
2008年に
墨田区が試算した経済波及効果は
1700億円。しかし、現実はこの効果を大きく上回りそうな勢いがあるという。
スカイツリーの予約は7月10日まで埋まっており、当日券の販売は7月11日以降となっている。
国内外からの観光客が大きく増加し、首都圏では
千葉県浦安市の
東京ディズニーリゾートに並ぶ観光スポットになる可能性を秘めている。
■経済効果は栃木県にも波及!
東京スカイツリーの開業は、地元だけではなく鉄道で結ばれた栃木県にも大きな経済波及効果をもたらすとみられている。
4月25日に栃木県の
あしぎん総合研究所が発表した資料によると栃木県にもたらされる経済波及効果は
370億円になるという。
これは県内総生産を0.24ポイント押し上げる効果があるとするものだ。
観光客の増加について以下のような想定を行い、250万人の観光客が栃木県を訪れると試算を行っている。
① 東京スカイツリータウン観光に来たついでに(同時期に)本県を訪問する。
② 東京スカイツリータウン観光とは別の機会に、時期を改めて本県を訪問する。
東武鉄道のとうきょうスカイツリー駅から、栃木県の日光や鬼怒川まで特急で2時間弱。意外に近いことは確かである。
今後、東京スカイツリーブームに合わせ、どこまで栃木県が観光PRできるかがポイントになってくるだろう。
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naka773】
東京スカイツリー TOKYO SKYTREE
http://www.tokyo-skytree.jp/あしぎん総合研究所
http://www.ashigin-ri.co.jp/