■マヤ予言・人類の最期
2012年5月11日、マヤ文明の遺跡から最古の「
天文カレンダー」が発見された。
そして、このカレンダーには
2012年よりも先の暦がしっかりと記載されていたことが明らかとなったのである。
マヤ歴は西暦2012年までしか存在しないとされ、それを元に「
マヤの予言」として2012年には
人類が最後の時を迎えるという話が大きく広がっていた。
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Amazon今回のカレンダーに2013年以降の暦があることを発見したのはアメリカのボストン大学などの研究チームである。
グアテマラにあるマヤ文明の遺跡の壁画を詳しく調べたところ天文カレンダーであることが分かり、そのカレンダーには2013年以降の暦も記載されていたとのことだ。
少なくともマヤの予言の通り2012年に人類が滅亡することはないだろう。
■オカルト業界はどう対応するか?
オカルト雑誌の老舗・学研が刊行している「
ムー」では先月発売の2012年のマヤ予言による滅亡を記事にしていたようだ。
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Amazonミステリーサークルとの関係でマヤのピラミッドからビームが出るという見出しになっている。
なんだかよく分からない。
まあ、「マヤの予言」が使えなくともネタはいくらでもあるので困らないであろう。
ただ、業界のカウントダウンに向けた盛り上がりに水をさしてしまったかもしれない。
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naka773】

学研ムー
http://gakken-publishing.jp/mu/index.html