■東京湾に原発を!
2012年5月11日、
石原慎太郎都知事の発言がまたしても波紋を呼んでいる。
同都知事は、
脱原発を求める32万人の住民署名が東京都に提出されたことにで、「
東京湾に原発を作れ」と持論を展開した。
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Amazon津波の届かない
千葉県鋸南町にある標高329メートルの
鋸山に作れば安全であると主張した。ここなら、津波も届かないというのである。
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DSC_0086 / _temaki_東京都知事なら東京に候補地を上げてほしいものであるが、「
千葉県は東京都の植民地」とでも思っているのであろうか。
千葉県には「
東京○○○○」と名前の付くものが多いことは確かえあるが。
■右回りでも左回りでも文明論は同じ
この発言に当然、千葉県鋸南町の住民からは反対の声が上がっている。
これに対し、
石原慎太郎都知事は「
文明論」として語ったと発言した。
東京で消費する電力を東京で作る。本当に原発が安全ならばどこで作ろうが大丈夫だろうという主張が原発反対論者からも出されたことがある。
広瀬 隆の「
東京に原発を! 」が有名である。同書では本当に原発が安全ならば、東京に作らないのは何故か?と問いかけたものである。
右回りでも左回りでも「
原発」に関する文明論は同じ結論になるということであろうか。
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naka773】
石原慎太郎公式サイト
http://www.sensenfukoku.net/