■原発再稼働「条件付き容認」の伊藤祐一郎氏が当選
2012年7月8日、
鹿児島県知事選の投票が行われ、即時開票が行われた。
3選目を目指した現職の
伊藤祐一郎氏(64)無所属が、当選確実となった。
知事選の争点の一つとなった九州電力「
川内原発」の再稼働について、伊藤祐一郎氏は「
安全性の確保が条件」として再稼働を容認する立場であった。
同氏は「脱原発には30年かかる」として現状では原発再稼働を進めていく方針であった。
一方で、
向原祥隆氏(55)無所属は「反原発・かごしまネット」事務局から出馬。脱原発を訴えたが、県民に声は届かなかったようである。
■ツイッターも注目!
この情報にツイッターも反応「
知事選」がトレンドワードに浮上し様々な意見が飛び交った。
脱原発派の向原祥隆氏の落選に対し、落胆を見せている人が多いようである。
■原発で雇用も発生する
「脱原発には30年かかる」つまりその30年どうやって食べていきますか?現実的な問題があったのだろう。
福島第一原発事故を経て原発は危険であること。東京電力を初めとした原発ムラの利権構造も告発されている。
また、国会の最終報告書では東京電力の危機管理能力の無さや政府の介入など「人災」であるという結論が出された。
この「人災」と言う結論は、「努力し対策を行えば事故は防げるのか?」という考えにつながる。
福島第一原発に関してはそうかもしれない。
ただ、原子力発電というシステムを人が完全にコントロールできると結論したものではないのである。
しかし、原発を再稼働しないことにより、仕事を失い、雇用も減少するという現実が、鹿児島県民にとってはより切実な問題であったのかもしれない。
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naka773】

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