■ネットのネガティブ情報を早期発見!
2012年9月6日、株式会社エーディーシーがネットの風評監視システム「
Risk Manager」のサービスを開始したことを発表した。
「
Risk Manager」はネット上に発信される企業の悪評を早期発見し、報告を行うシステムである。
現在のインターネットは、
フェイスブックや
ツイッターなどソーシャルメディアが登場したことにより、情報の拡散が非常に早くなった。
この情報の拡散の中でも、世界最大の掲示板である「
2ちゃんねる」の影響はかなり大きい。
フェイスブックや
ツイッターに流れる情報も、
2ちゃんねるが発信元であることが多いのだ。
ネガティブ情報などの流れの全てがそうであるとはいえないが、「2ちゃんねる」→「まとめサイト」→「フェイスブック」、「ツイッター」と経由して拡散していくというのが、最近の傾向である。
特に数多く存在するまとめサイトが情報拡散には大きな影響をもっている。
■有人監視報告サービス
ネガティブ情報をシステム的に収集することは可能であるが、そのネガティブ情報の「リスク判断」にはどうしても人間が介在しなければいけない。
同社ではそのために「
有人監視報告サービス」を行っている。
■当社の監視専門スタッフが、貴社の業種業態からクチコミが発生しやすいサイトを特定し、業界用語等を把握したうえで徹底調査を行い、貴社が必要とする情報をわかりやすくまとめたレポートにてご報告いたします。
■貴社の製品・サービスがネット上でどのような評価を受けているのか、不満や苦情などのネガティブな評価が発生していないかを把握することができます。
■消費者のナマの声を収集でき、サービス改善に役立てることができます。
このような監視体制でリアルタイムで「
ネガティブ情報」を企業に報告することが可能となっている。
■発見してからの対策は?
同社では「
ネガティブ情報」の発見と合わせ、その対策サービスも行っている。
同社によると、
対策成功率は90%であるとのことだ。
「
ネガティブ情報」対し具体的にどのような対策を行うかは発表されていない。
一般的なネット上の「悪評対策」としてはSEOの技術を使い、検索エンジンの上位にその情報が出ないようにするなどの方法がある。
また、ネガティブなワードで検索してもポジティブなページが表示されるように仕組みを作り上げていくという方法もあるようだ。
企業にとってもネットの悪評は、様々な影響を及ぼす。商品販売など直接的な影響の他、求人活動不調や社内のモチベーション低下などの影響が出てくる。
企業側のネット利用の意識の高まりと共に、このようなビジネスの市場は、今後も大きくなってくるであろう。
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naka773】
リスクマネージャー|ネット風評監視システム
http://risk-manager.cc/