■脱サラして維新の会から国会議員を狙うが
2012年11月8日、週刊プレイボーイのニュースサイト「週プレNEWS」が維新の会から国会議員を目指し会社を辞めたサラリーマンの声を紹介する記事を掲載した。
この記事は「
日本維新の会が再浮上を狙うふたつのシナリオ」とするもので、維新の会の人気がじり貧の中で、再浮上するためのシナリオについて書かれているものだ。
このシナリオについて興味のある方は外部リンクより元記事を参照してほしい。
それよりも、気になるのは、脱サラして維新の会から国会議員を目指していた候補者の声である。
「維新人気がここまで急落するとは予想もしませんでした。夏までの維新と今の維新はまったく別モノです。実は次の衆院選に出馬しようと、今年3月に会社を辞めてしまったんです。しかも貯金と退職金で作った700万円の一部はすでに選挙資金として使ってしまった。もうここで引き返すわけにはいかないんです。ところがこの不人気。維新ブームなしに選挙に出馬しても、無名の僕が当選できるはずもない。いったい、どうしたらいいんでしょうか?」
このような発言が紹介されているのである。
■選挙資金も自力で集めることができず国政に出るな
お金が全てではない。しかし、自分の目標のために必要なお金すら自力で集めることのできない人間が国政を目指すというのが、おかしな話なのである。
組織に頼りたければ、
サラリーマンを続けていればいい話であって、何のために国会議員になりたいのかという動機の純粋さが全く見えてこないのである。
こんな先見の明もなく、自力で最低限の金を集めることも出来ない人間が国会議員を目指すのが間違いだ。
選挙に金がかかるというのは批判も多いが、このような人間をふるいにかける意味では真っ当なシステムに思えてくる。
国会議員は組織に守られたサラリーマンではないのである。根本的に勘違いしているのではないだろうか?
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naka773】
日本維新の会が再浮上を狙うふたつのシナリオ - 週プレNEWS
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/11/08/15266/大阪維新の会 維新政治塾
http://oneosaka.jp/seijijuku/