話題本
今韓国で
「サムスンを考える」という本が話題になっているそうだ。サムスンといえば半導体や家電を扱っている韓国の成長企業の1つである。
この本はサムスングループで会長秘書室の財務・法務弁護士を務めた人物による内部告発本となっている。
サムスンの内情?
現在でもサムスンは学生たちの
就職したい企業アンケートにおいて常に上位に位置する人気企業である。しかし内部では、以前の会長による息子への不透明な経営譲渡や検察へのおびただしいロビー活動など、不正や癒着が日常茶飯事に行われていたそうだ。
実際サムスンの会長をこの本の著者が相続税裏金問題で告発し、執行猶予付きの有罪判決を受けている。しかし、昨年末に特赦になり刑を免れ、現在は普通の生活を送っているそうだ。
どの規模の会社でも家族経営による巨額の相続税は頭を悩ますところである。
日本サムスン