ダボス会議で中田氏が選出
サッカー元日本代表の中田英寿氏(33)が、世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダーズ2010」に選出された。
世界のトップリーダーが一堂に会する通称”ダボス会議”で選ばれたことが、この5日に分かったもので、同会議は識者・経営者などの各分野で実績をあげる人物による年次総会であり、別名”賢人会議”と呼ばれている。
したがい、ここでの選出は“世界の賢人”に仲間入りしたことになる。
特に「ヤング・グローバル・リーダーズ」は、政界・実業界・学界等において顕著な成果を上げ、国際的な社会貢献をしている40歳以下の人物が選ばれるもので、今年は中田氏のほか、Youtube共同創業者のスティーブ・チェン氏やツイッター共同創業者のエヴァン・ウィリアムス氏なども選出されている。
さまざまな社会貢献が評価されて…
その中田氏は、2006年にサッカー選手としての現役を引退した後、世界旅行中にさまざまな問題を目にし、2009年1月に一般財団法人TAKE ACTION FOUNDATIONを設立、さまざまな社会貢献活動を行っている。
例えば、コンゴ共和国でのマラリア予防のための蚊帳配布、国内外でのサッカーボール寄贈やサッカーを通じた教育プログラムなどを実施しており、今回このような活動が評価されたものだ。
なお最近の中田氏は、2月20日に開催された湘南ベルマーレJ1昇格記念試合「We're back」でのグッズ売り上げの一部を、ハイチ地震復興のために寄付している。
財団法人TAKE ACTION FOUNDATION中田英寿氏のホームページ中田氏紹介(Wiki)