バイオ関連ベンチャー投資目的の「大阪バイオファンド」
大阪府や医療関連企業らが出資し、医薬品などバイオ関連のベンチャー企業らを対象に投資するファンド「大阪バイオファンド」の設立総会が30日、マイドーム大阪で開かれた。
府内に本拠を持つ製薬・バイオ関連会社、金融機関と府など23団体が一体となり、創薬、機能性食品や化粧品の新素材などの事業化を目指すバイオベンチャー企業への投資を行うものという。
特に単独では資金調達が難しいバイオ事業者には、低利で資金融資もするとしており、投資総額は11億円を予定している。
橋下知事主導の未来戦略テーマで
ファンドの設立は、橋下大阪府知事の主導で策定した未来戦略「将来ビジョン・大阪」の主要テーマの1つで、官民共同出資でのバイオ事業を対象にしたファンドができるのは、国内で初めてとのこと。
投資は平成31年まで続ける方針で、運営は日本ベンチャーキャピタル(東京)が担当することになる。
またこの日の設立総会前には、有識者による「大阪バイオ応援団」の意見交換会が行われ、大阪を30年度に世界5位のバイオ企業の集積地とする戦略案なども示されたとのこと。
日本ベンチャーキャピタル
http://www.nvcc.co.jp/大阪バイオ応援団
http://www.osaka-bio.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=3&Itemid=79