Eコマースの販促からフルフィルメントサービスまで
日本通運とデジタルガレージは26日、Eコマースを利用する通販事業者のフルフィルメント業務を支援する新会社を、6月1日に合弁で設立すると発表した。
Eコマースの販促支援からサイト構築とともに、決済、倉庫、物流を含むフルフィルメントサービスをワンストップで提供するという。
両社は、4月から設立準備室を発足させ、新会社の設立と事業開始の準備を進め、10月1日からサービスをスタートする。
リアルとバーチャルの統合サービス
これまで、インターネット上でのマーケティングから物流までをトータルにサポートするサービスがなかった点に着目し、主に中小のEコマース事業者を対象に、日本通運の物流ネットワークと、「Twitter」の日本展開を支援しているデジタルガレージのIT、マーケティング、ファイナンスに関するノウハウを組み合わせ、「リアルとバーチャル」を結びつけた統合サービスを提供するとのこと。
将来的に新会社の事業は、両社が持つ機能をさらに組み合わせることで、国内外を結ぶクロスボーダーの通販事業にとって有効なソリューションとなることが期待できるとする。
◆合弁会社の概要
商 号 : 未定
設 立 : 2010年6月1日(予定)
資本金 : 1億円(資本準備金1億円)
本社所在地:東京都渋谷区(予定)
事業内容:インターネットによるEコマースサイトとそれに必要な
フルフィルメントサービス及び集客・販促支援の総合サービス
出資比率:日本通運66%、デジタルガレージ34%

デジタルガレージ 資料
http://www.garage.co.jp/ir/pdf/100326_dg_ne.pdf