Jパワー主体の3社による共同会社設立
電源開発(Jパワー)、三菱マテリアル、三菱ガス化学の3社は12日、秋田県湯沢市で地熱調査・事業化検討を推進するため、3社共同出資による新会社「湯沢地熱(株)」を設立したと発表した。
資本金は1億7650万円で、出資比率はJパワー50%、三菱マテリアル30%、三菱ガス化学20%とのこと。
湯沢市の同地域は、秋の宮温泉郷や小安峡温泉などが点在し、地熱エネルギーの宝庫といわれている。
地熱調査・事業化検討を一元化
Jパワーと三菱マテリアルは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から2009年度に掘削した深度1800メートルの調査井2本を借り、地熱開発に関する資源量の調査等を共同で実施してきた。
また隣接する同市秋ノ宮地区では、三菱マテリアルが04年度から調査を進めてきていた。
今回、両地域での地熱調査・事業化検討を一元化して進めることとし、調査実施主体の明確化およびその体制を整備する観点から、3社出資による共同会社を設立したもの。
3社発表記事電源開発(株)ホームページ
http://www.jpower.co.jp/三菱マテリアル(株)ホームページ
http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/index.html三菱ガス化学(株)ホームページ
http://www.mgc.co.jp/