株式会社セブン-イレブン・ジャパンは、2010年11月度から、新しい加盟店支援制度として「複数店経営奨励制度」の内容を拡充することを発表した。
新制度の概要は、従来の「複数店経営奨励制度」の内容である「5年経過のインセンティブチャージの開店時よりの適用」と別に、複数店全店を対象にセブン-イレブンチャージから売上総利益の3%に相当する金額を減額するというもの。
新制度導入の時期については、既存複数店については2010年11月度からの適用、2010年11月以降に新規開店する複数店については開店日から適用となる。
「複数店経営奨励制度」とは、開業後5年経過したオーナーが、新たに複数店(2号店等)を開店する場合、一定条件を満たす場合には、「5年経過店のインセンティブチャージ」を開業時から適用することで、加盟店オーナーの複数店経営による事業拡大を支援するというもの。
ちなみに、「従業員独立支援制度」とは、通算5年以上勤務経験のある従業員が、新規開店する際に、一定条件を満たす方については、同社の「5年経過店のインセンティブチャージ」(チャージ率の低減)を開業時から適用することで、加盟店従業員の独立を支援するというもの。
コンビニが有する機能の充実がすすむほどに、差別化は難しくなってきている。街角でどれだけ人の眼にとまるか、出店の頻度レベルを保つためには、まず「人材」の確保が急務といえよう。
株式会社セブン-イレブン・ジャパンリリース