【展示開催中】中欧・チェコと日本の100年にわたる文学交流を振り返る
2020年11月27日 チェコセンター東京
日本とチェコの交流100周年の今年、文学上の交流史を振り返る展覧会を東京・広尾のチェコセンターで開催中です。徳富蘆花の『不如帰』のチェコ語訳が刊行されたのは1922年、一方でカレル・チャペックの『ロボット』の日本語訳は1923年に出版されました。外交関係のみではなく、両国の文学上の交流も一世紀に及びます。展示は期間を分けて「日本文学のチェコ語訳」と「チェコ文学の日本語訳」の二部構成で行われます。ぜひお越しください。入場無料。
展示「チェコと日本を結ぶ文学」
第1部 日本文学のチェコ語訳
会期: 2020年11月25日(水)~12月9日(水)
第2部 チェコ文学の日本語訳
会期: 2020年12月11日(金)~12月29日(火)
開館日・開館時間:
いずれも平日10:00~19:00(ただし、12月24日・25日は休館予定)
会場: チェコセンター東京 展示室
〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内
03-3400-8129
企画: ルカーシュ・ブルナ(実践女子大学)
入場無料
展示詳細:
http://tokyo.czechcentres.cz/program/more/literarni-most/
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日本文学最初の国際的なベストセラーと言われる徳富蘆花の『不如帰』のチェコ語訳が刊行されたのは1922年のこと。一方、各国で名声を博し、今もなお世界文学の金字塔とされるカレル・チャペックの『ロボット』の日本語訳は1923年に出版されている。外交関係のみでなく、両国の文学上の交流も一世紀におよぶ。
チェコ文学の日本語訳と日本文学のチェコ語訳。100年という長い年月にわたり翻訳されてきた無数の作品が両国の読者に強い刺激を与え続けてきた。翻訳は、お互いの言葉を解しない両国の読者を結びつける、かけがえのない架橋である。
両国の国交樹立100周年記念の一環として開催される本展示「チェコと日本を結ぶ文学」では代表的な翻訳作品を紹介しながら、両国の文学的な交流史を照らし出す。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
[資料:
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