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小樽都通り商店街における実証実験を開始
2025年7月11日 株式会社Local24
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プレスリリース提供元:ValuePress!

~OpenRoaming対応Wi‑Fiを活用した地域データ連携と来街者サービスの実証~

小樽都通り商店街振興組合(所在地:北海道小樽市、理事長:鈴木創)、株式会社Local24(所在地:京都市中京区、代表取締役会長:廣瀬丈矩、以下「Local24」)、IKEUCHI GROUP(所在地:札幌市中央区、代表取締役社長:池内和正、以下「IKEUCHI」)は、Local24 が国立大学法人京都大学 学術情報メディアセンター(以下「京都大学」)、国立大学法人東北大学 サイバーサイエンスセンター(以下「東北大学」)、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立情報学研究所(以下「NII」)と共同で受託している、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー))による委託研究「データ利活用等のデジタル化の推進による社会課題・地域課題解決のための実証型研究開発(第3回)」課題番号 23610 「セキュアでオープンな公衆無線 LAN におけるローミング利用者情報のプライバシーに配慮した地域間データ連携」 の一環として、2025年5月14日から 2026年3月31日まで、小樽市の協力を得ながら、小樽市の小樽都通り商店街において OpenRoaming 対応 Wi‑Fi を活用した地域データ連携と来街者サービスの実証実験を開始します。


OpenRoaming とは
OpenRoaming は WBA(Wireless Broadband Alliance )が推進する公衆Wi-Fiの国際ローミング基盤で、Passpoint(IEEE 802.11u/Hotspot 2.0)と EAP‑TLS などのエンタープライズ認証を組み合わせ、①一度利用登録すると以降は対応エリアにおいて自動接続、②通信の暗号化とエンタープライズレベルのセキュリティ、③ID プロバイダ間のフェデレーションによる世界規模のローミング を特長とします。一般的な公衆無線 LAN がログインポータルで毎回メールアドレス入力を求めたり、暗号化のない「open」ネットワークを提供したりするのに対し、OpenRoaming はセルラーローミングのような利用体験と高いプライバシー保護を両立します。


OpenRoaming対応公衆Wi-Fi(一例)
小樽市 小樽都通り商店街、札幌市 IKEUCHI GATE、京都市 都市公園、
京都市 旅館こうろ、京都市 嵐山渡月亭、北九州市 北九州モノレール
(以上、Local24が運用)

TOKYO FREE Wi-Fi(一部)、Osaka Free Wi-Fi(大阪・関西万博会場含む)、
KOBE Free Wi-Fi(一部)、KYOTO Wi-Fi、姫路市、
東京都文京区 Bunkyo_Free_Wi-Fi00、HAKODATE FREE Wi-Fi、
北海道 小清水町、札幌学院大学、長野県 Hakuba47、大阪市 心斎橋筋商店街

実証実験の概要
期間       2025年5月14日 ~ 2026年3月31日
場所       小樽都通り商店街(アーケード全域)
目的       1) 来街者の利便性向上および購買促進
2) プライバシーを確保したままの地域間データ連携モデルの検証
3) 災害時における被災者位置情報活用の可能性の評価
役割分担
小樽都通り商店街振興組合:
商店街各店舗の協力の下、来街者へインセンティブとして発行する割引クーポンを提供し、クーポン情報を専用アプリに登録。
アクセスポイントの設置場所提供と現地運営。
小樽市:
小樽都通り商店街のスマート化施策に賛同し、広報・実証運営等を支援。
Local24:
小樽都通り商店街全域をカバーする OpenRoaming 対応アクセスポイントの整備と保守。
IKEUCHI:
同意管理・仮名化・クーポン配信を行う専用アプリケーションの開発。

小樽都通り商店街を選定した理由
観光と地元消費が交差する回遊導線:
運河や歴史的建造物に近接し、年間 200 万人超の観光客が行き交うエリアである一方、地元住民の生活道路でもあり、多様な来街者行動を観測できる。クルーズ客船が小樽港に寄港する際には、乗客の行動観測も期待される。
アーケード型商店街のコンパクトさ:
全長約 300 m に約 80 店舗が集積しており、短期間でエリア全体をカバーするネットワークを構築しやすい。
商店街振興組合の DX 先進性:
キャッシュレス決済やデジタルスタンプラリーなど、新技術導入に前向きな体制が整っている。

港湾都市としての防災ニーズ:
津波・豪雪など複合災害リスクを抱え、被災者位置情報の迅速把握が求められる地域特性が、研究課題と親和性を持つ。

今後の展開
本実証で得られた知見を活かし、OpenRoaming を活用したスマート観光・街づくりを複数地域で推進します。また、取得データの分析結果を商店街のマーケティング支援や災害対応計画に反映し、地域経済の活性化と市民・来街者の安全安心の両立に貢献します。


■情報通信研究機構 高度通信・放送研究開発委託研究
 データ利活用等のデジタル化の推進による社会課題・地域課題解決のための実証型研究開発 (第3回)https://www.nict.go.jp/publicity/topics/2024/10/29-1.html
 
お問い合わせ先
<担当部署>
小樽都通り商店街振興組合 事務局 TEL:0134‑32‑6372
株式会社Local24 研究開発部 TEL:075‑275‑8541
                            IKEUCHI GROUP  広報担当(福家、中埜渡) TEL:011‑281‑6999

※本リリースに記載された内容は予告なく変更されることがあります。


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