統合ログ管理ソフトウェア「LogStare Collector（ログステア コレクター）」を開発するLogStareが、置くだけで簡単にログ管理が始められる統合ログ管理アプライアンス『LSCアプライアンス』の提供を開始した。従来のソフトウェア版で必要だったサーバー調達やOSインストールの手間を削減し、専任のIT運用担当者が不在の中小規模オフィスでの手軽なセキュリティ運用装置として活用が見込まれる。
ITセキュリティの専業企業、株式会社セキュアヴェイル（本社：大阪市北区、代表取締役社長：米今政臣、東証グロース：3042、以下セキュアヴェイル）のグループ会社である株式会社LogStare（読み：ログステア、本社：東京都中央区、代表取締役：米今政臣、以下LogStare）が、置くだけで簡単にログ管理が始められる統合ログ管理アプライアンス『LSCアプライアンス』の提供を開始しました。
LogStareが独自開発する統合ログ管理ソフトウェア「LogStare Collector（ログステア コレクター）」をマイクロサーバーにインストールした状態で出荷、従来のソフトウェア版で必要だったサーバー調達やOSインストールの手間を削減し、専任のIT運用担当者が不在の中小規模オフィスでの手軽なセキュリティ運用装置として活用が見込まれます。
[資料:
https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NDc4OSMzNjUzOTcjNzQ3ODlfSkxUSHR5WVVnay5wbmc.png ]
インターネットのビジネス利用の一般化により企業は業種や規模を問わずサプライチェーン経由の攻撃、内部不正による情報漏洩、ランサムウェア感染など、様々なセキュリティリスクにさらされています。効果的なセキュリティ対策を講じるにはアクセスログやシステムの使用状況などから現状を把握しセキュリティポリシーを策定する必要があり、また、セキュリティインシデントが生じた場合は被害状況の特定、初動対応の迅速化、また再発防止のためにアクセスログやシステムの使用状況の分析が不可欠です。
しかしながら多くの企業はネットワーク機器、セキュリティ機器、サーバーなどの管理をITベンダーに任せており、それぞれのシステムのログ収集の有無や保管期間などが統合的に管理できていないのが実状です。
いざログの統合管理を行うとなってもそれぞれ異なるITベンダーに管理を委託している、社内でも担当者が異なると言った背景から、ログ管理ソフトウェアの導入に際しサーバー調達やOSインストールの担当者、機器の管理を委託しているITベンダー、社内のインフラ担当者などの間で様々な調整が必要となり導入の障壁となっています。
LogStareが提供を開始したLSCアプライアンスは、そのような課題を抱える企業に適した”置くだけで使える”統合ログ管理アプライアンスです。100GBまでのログを収集・保管することができ、それ以上のログを保管したい場合はクラウド上でのログ保管サービスをオプションとして提供、さらにLogStareのメーカーならではの強みを活かし、ログ収集設定の代行やログ分析アドバイザリーなどのオプションサービスも提供します。
付帯するサービス
・ログ収集・管理に関するヘルプデスク
・ログ収集・管理などの統合ログ管理に関する初期設定（オプション）
・ログ収集対象機器のログ出力設定（オプション）
・クラウドへの長期ログ保管（オプション）
・ログ調査分析ポータルの提供（オプション）
・ログ調査分析サービス及びアドバイザリー（オプション）
主な収集対象システム
・次世代ファイアフォール
・ネットワークスイッチ
・Windowsサーバー
・Linuxサーバー
・クラウドサービス（AWS、Azureなど）
収集できるログの種類
・Syslog
・Windowsイベントログ (WMI収集)
・メトリクスログ (REST API収集)
・Amazon Cloud Watch Logs
・その他テキスト形式のログ
LSCアプライアンスは初年度366,500円で提供し、エンドユーザーへの直接の販売に加え、販売パートナーの募集も開始します。
LogStareは今後も、ユーザーのニーズに沿った製品開発、機能開発を継続し、企業のIT運用に不可欠なセキュリティ運用製品およびサービスの開発・提供を行なうことで、国内におけるサイバーセキュリティ水準の向上、社会課題の解決に貢献して参ります。
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株式会社セキュアヴェイル概要
2001年設立。創業以来ネットワークセキュリティに特化して企業や組織の情報システムの運用をサポートする国内では数少ないITセキュリティ専業企業。企業のシステムセキュリティを確保し、事業運営を安心して継続させるために「安全」で「役立つ」サービスを提供します。
創業期から20年以上提供し続ける統合セキュリティ運用サービス「NetStare」はSOC（Security Operation Center）とNOC（Network Operation Center）双方を提供する業界でも数少ない統合セキュリティ運用サービスです。クライアント企業のネットワーク機器を常時1.1万台以上監視し、1日25億件の膨大なログを収集し、機器故障、通信障害、サイバー攻撃などを24時間365日体制でいち早く発見します。
株式会社LogStare概要
2020年8月に株式会社セキュアヴェイルの出資によって設立。AIによる高精度なログ管理・ログ監視を提供する、純国産のマネージド・セキュリティ・プラットフォーム「LogStare」シリーズを開発、販売するソフトウェアメーカー。LogStareはSOC事業者やデータセンター事業者をはじめ、公共文教、民間企業、個人ユーザーなど業種や規模を問わずさまざまなIT環境で利用されており、累積で5600ユーザーを誇ります。
「LogStare」シリーズについて
次世代のマネージド・セキュリティ・プラットフォーム「LogStare」は、2001年の創業時からSOC（Security Operation Center）サービスを提供し続ける親会社、株式会社セキュアヴェイルの監修のもと、LogStareが独自開発する純国産のSaaS型ログ分析・セキュリティ運用プラットフォームです。クラウドからオンプレミスまであらゆるIT製品を対象に、企業内で発生するあらゆるログ、監視データを一元管理し、日々のネットワーク監視、インシデント発生時の原因分析、AIによる将来予測を一気通貫で実現することでお客様のシステム運用を支援します。
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