新刊「特別支援教育の理念を基盤とした生きる力の育成に関する研究」11月27日発売
2025年11月27日 玄武書房
この度、玄武書房は、新刊「特別支援教育の理念を基盤とした生きる力の育成に関する研究」を11月27日に発売しました。学校改革に携わる方々に向けて、組織づくりの視点を再提示する実務的研究書です。『特別支援教育の理念を基盤とした生きる力の育成に関する研究』
https://www.amazon.co.jp/dp/491156203X/
■書籍タイトル
特別支援教育の理念を基盤とした生きる力の育成に関する研究
著者:谷山優子
2025年11月27日、全国販売開始
<本文と画像>
https://genbu-shobo.com/pr20251127/
■「特別支援教育の理念を基盤とした生きる力の育成に関する研究」について
本書は、特別支援教育の理念を基盤として「すべての子どもに生きる力を育む学校」をどのように構築できるかを、理論研究と現場での検証の両面から追究した一冊です。
40年以上にわたり、多様な学校現場で子ども・保護者・教員と向き合ってきた著者は、特別支援教育が障害の有無にかかわらず、すべての子どもの学びを支える基盤になると実感してきました。
本書では、まず特別支援教育の理念と「生きる力」に関する最新動向を整理し、国内外の研究成果を踏まえて背景を掘り下げます。
続いて、ハワイ州シークス中学校、横須賀市立高坂小学校、横浜市立仏向小学校など、教育改革に先進的に取り組む学校を分析し、そこに共通する条件を抽出します。
さらに、協力校とともに行った5年間におよぶアクションリサーチの結果を詳細に紹介しています。
校長の意思決定、教員の議論文化、授業改善、支援体制など、学校が変わっていくプロセスを具体的に示しています。
そこから導き出された、学校づくりに不可欠な4つの要素があります。
・特別支援教育に信念を持ちリーダーシップを発揮する校長
・熱意ある研究討議で研鑽する教員
・探究課題で自己肯定感を醸成する子供
・切れ目なく支援をつなぐ教員集団
これらを基盤とし、学校全体が変容していく道筋をプロセスモデルとして体系化しています。
本書は、特別支援教育・学校経営・教育方法という複数領域を横断する研究成果であり、現場の実践者が明日から活用できる視点を提示しています。
インクルーシブ教育の実現に向けて、どのように学校を動かすか――そのヒントが詰まった内容です。
<このような方におすすめ>
・校長、副校長など学校のマネジメント層
・教育委員会、教育行政で学校改革を担当する方
・インクルーシブ教育を推進したい教員
・生きる力の育成に取り組む現場リーダー
・学校改善、ユニバーサルデザイン教育の研究者
<目次>
第1章 本研究の主題
第2章 特別支援教育の理念とこれからの社会を生きる子供に求められる生きる力
第3章 特別支援教育を基に生きる力を育成する学校の探究
第4章 特別支援教育を基に生きる力を育成する学校を創るプロセスと要件
第5章 アクションリサーチによる特別支援教育を基に生きる力を育成する学校の探究
第6章 本研究の成果と今後の課題
■書籍概要
タイトル:特別支援教育の理念を基盤とした生きる力の育成に関する研究
著者:谷山優子
価格:1320円(税込)
ページ数:138ページ
サイズ:14.8×21.0cm
■著者:谷山優子
1962年大阪府生まれ。大阪府公立小・中学校、特別支援学校教諭、指導主事、教頭。東京学芸大学初等教育教員養成課程国語科卒業。大阪教育大学大学院学校教育専攻教育学専修修了。武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科臨床教育学専攻後期博士課程修了。神戸女子大学教育学部教授。博士(臨床教育学)・特別支援教育士・学校心理士スーパーバイザー。
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