サステナビリティや社会課題をテーマにモデル・タレントの育成やプロジェクト企画を行う一般社団法人エシカルモデル協会(東京都)は、自給自足村Refarm(千葉県南房総市)と連携し、自然素材衣類を農地へ還す循環型実験プロジェクト『Clothes to Farm』を開始します。本プロジェクトでは、「服を土に還す。」をコンセプトに、役目を終えた自然素材の衣類を畑へすき込み、土壌や野菜への影響を観察。ファッション × サステナビリティ × 農をつなぐ新しい循環の形を、1年間を通して実験・検証していきます。また、畑の畝に古着を活用した“服マルチ”を設置するなど、「畑を着飾る」という新たな景観づくりにも挑戦。最終的には、「服から野菜を育てる」循環型の農的ライフスタイルを提案していきます。
■ Clothes to Farmとは
Clothes to Farmは、自然素材の衣類を土へ還し、命を育てる循環型プロジェクトです。
役目を終えた衣類を「廃棄」ではなく「資源」として捉え直し、土壌・農・食へと循環させる新しいサステナブルな取り組みとしてスタートしました。
本プロジェクトでは、コットンやリネン(麻)、ウールなどの自然由来素材を対象に、農地での分解観察や、土壌・野菜への影響を検証していきます。
また、都市部で大量に流通する衣類と農村部の土をつなぎ、ファッションと農業を横断した新たな循環モデルの構築を目指します。
[資料:
https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4NzIwMyMzNzQzMzQjODcyMDNfbkRxSnhLTEdWRy5wbmc.png ]
■ 3つのステップ
〜服を土に還す〜 畝の中に衣類をすき込む
綿や麻などの自然素材衣類を農地へすき込み、微生物による分解や土壌への変化を観察。菌ちゃん農法の考え方を活用しながら、「服は土に還れるのか?」を実験・検証する。
〜畑を着飾る〜 畝に服マルチを掛ける
古着を活用した“服マルチ”を畝へ設置し、畑そのものを彩る新たな景観づくりに挑戦。ファッションの視点を農地へ取り入れることで、愛着の湧く楽しい畑作りを目指す。
また、昨今は農業用マルチ資材の原料となるナフサ不足や価格高騰が課題となっており、本プロジェクトでは古着を活用した“服マルチ”の農業資材としての新たな可能性も探る。
〜服から”食”を育てる〜 作物を栽培・収穫する
土へ還った衣類が、どのように野菜や土壌へ影響していくのかを、1年間を通して観察・記録。収穫体験や都市イベントなども並行して実施し、循環する命を体験できる場づくりを目指す。
■ 協力パートナー
【協力団体・実証アドバイザー】
● Refarm
自然農・地域循環・共助を軸に、人と自然が共に生きる学びの場を全国で展開。Clothes to Farmでは、Refarmの農地で、衣類のすき込みや服マルチ設置、野菜栽培などを共同で実施。
・住所 千葉県南房総市白子2745-1(千歳駅から徒歩15分程度)
・HP
https://www.refarmfamily.com/
・代表 松井大之
●ecoファームtane
菌ちゃん農法アドバイザーの間絵莉子氏による、無肥料のお米と野菜を育てる体験農園。Clothes to Farmでは、微生物の循環に関する視点から衣類分解の様子や土壌観察を連携して実施。
・住所 兵庫県丹波篠山市一印谷
・HP
https://kinchanyasai.ecofarm-tane.com/
・代表 間絵莉子
【アパレル部門アドバイザー】
● 上村史子 氏
長年のアパレル・繊維分野での経験・視点から、自然素材や衣類選定についてアドバイスを行う。
【イベント企画協力】
● 浅草エシカルプロジェクト
東京・浅草を拠点に、エシカルや日本の心性をテーマにした学びや対話、文化活動や情報発信を行う。都市部でのワークショップや上映会、交流イベントなどを共同で企画予定。
https://www.instagram.com/asakusa_ethical/
■ 1年間のプログラムについて
2026年4月から12月にかけて、全8回のプログラムを実施予定です。
キックオフイベントを皮切りに、自然素材を学ぶオンライン講座、古着仕分けワークショップ、農地での畝づくり・服マルチ制作&マルチ掛け、分解観察、上映会&トークイベント、収穫体験、成果報告会を行います。
参加者は、単なるイベント参加者ではなく、“研究メンバー”としてプロジェクトへ関わることができます。
衣類が土へ還り、食へとつながっていく循環を体験を通して学びながら、農作業や畑に対してポジティブに感じられる価値を届けていきます。
■ 参加について
Clothes to Farmでは、プロジェクトへ参加いただけるメンバーを募集しています。
アパレル関係者・農家・研究者・学生・サステナビリティやファッションに関心のある方など、分野を越えて誰でも参加可能です。
現在、プロジェクトのオープンチャットにて、イベント情報や活動内容を発信しています。
参加希望者は、Clothes to Farm情報発信用のLINEのオープンチャットへご招待いたしますので、下記よりご希望内容をご入力ください。
https://forms.gle/RVqD7p3tZUkNkVjq5
■ 今後の展望
本プロジェクトを通して、「服⇆土」、そして自然とのつながりを社会へ発信し、当たり前のように大量生産・大量消費・大量廃棄されていくアパレル産業の在り方について問題提起を行っていきます。
また、自然素材活用や循環型衣類に関する実践・観察から得られた知見やデータをもとに、企業・教育機関・自治体・政策分野へ向けた提案・提言も行っていく予定です。
ー服のその後を、土から考える。ー
ファッションは、着る瞬間だけで終わるものではなく、“その後”まで考える時代に入っていると感じています。
このプロジェクトを通して、環境・社会問題をネガティブに捉えるのではなく、「可愛い」「楽しい」「やってみたい」と思える明るい循環の形を、発信していきます。
(一般社団法人エシカルモデル協会代表理事 松倉杏奈)
【Refarmについて】
本拠地:〒299-2521 千葉県南房総市白子2745-1(千歳駅から徒歩15分程度)
代表者:松井大之
URL:
https://www.refarmfamily.com/
Tel:080-3599-5049
Mail:refarm.family@gmail.com
活動内容:千葉県南房総市を拠点に、自然農・地域循環・農業体験を通して、人と自然、人と人との繋がりを育む活動を行う。持続可能な未来を目指し、農薬や化学肥料を使用しない自然農法を採用。現在は全国9県で活動を展開し、子どもからお年寄りまで幅広い世代が参加。農業体験や自然体験のほか、地域・企業・団体との連携を通して、“共助”のヒントや新たな学びを得られる場づくりを行い、自然の中で本来の自分を思い出せる時間を提供している。
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