パワハラの録音やモラハラのメモを、端末の中だけに残す記録アプリ「きろくね」を公開 — アカウント登録なしで使える
パワハラ・モラハラ・セクハラ・DVの記録アプリ「きろくね」をApp Storeで公開しました。 ダウンロードは無料です。
https://apps.apple.com/jp/app/id6799403273
「きろくね」は、職場でのパワハラやセクハラ、家庭でのモラハラやDVなど、 おきたことを録音・写真・メモとして残しておくためのiPhoneアプリです。 記録は端末の中に保存され、日時順に並びます。アカウント登録なしで使い始められます。
パワハラかどうか、DVに当たるかどうかを判定する機能はありません。 診断、被害の認定、法的な判断も行いません。
きろくねを開発した背景
パワハラやモラハラ、DVでおきたことは、相談するまでに時間が空くことがあります。 その間に、いつ何を言われたのかを思い出しにくくなることは珍しくありません。
厚生労働省「令和6年度個別労働紛争解決制度の施行状況」(令和7年6月25日公表、 令和7年10月28日一部数値修正)によると、令和6年度の総合労働相談件数は1,201,881件で、 5年連続で120万件を超えています。このうち民事上の個別労働関係紛争の相談は267,755件、 その相談内容では「いじめ・嫌がらせ」が54,987件と13年連続で最も多くなっています。 (※改正労働施策総合推進法に規定する職場のパワーハラスメントに関する相談は同法に基づき 対応されるため、上記の「いじめ・嫌がらせ」の件数には計上されていません)
また、内閣府男女共同参画局「配偶者暴力相談支援センターにおける相談件数等(令和6年度分)」 (令和7年12月26日)によると、全国317か所の配偶者暴力相談支援センターに寄せられた 相談件数は127,796件でした。
「きろくね」は、こうしたパワハラ・モラハラ・DVの相談の前後で、 「あとから見返せる形にしておく」ことを助けるための道具として制作しました。
きろくねでできること
パワハラの録音:ボタンを1回押すだけで録音を開始できます(画面をロックしても録音は続きます)
写真の記録:アプリ内のカメラで撮影し、撮影日時とともに端末の中へ保存できます
メモ:何時に何を言われてどう感じたかを、短いメモとして残せます
職場と家庭を分ける:職場のパワハラ・セクハラと、家庭のモラハラ・DVを、ケースで分けて記録できます
日時順のタイムライン:記録は日時順に並び、あとから見返せます
分類しなくてよい:これがモラハラなのかDVなのかを決めないままでも、日時つきで保存できます
のぞき見への備え:Face IDや端末のパスコードでロックでき、アプリを切り替えると画面の中身が隠れます
「証拠になるか」は判定しません
パワハラの録音が証拠として使えるかどうかは、相談先や手続きによって異なります。 「きろくね」は、録音とメモを日時順に整理して見返すための道具であり、 証拠として使えるか、どのように提出するかの判断は行いません。 個別の状況は、相談先や専門家にご確認ください。
秘密録音の考え方や残し方については、サービスサイトの 「パワハラの録音は証拠になる?秘密録音の有効性と正しい残し方」 で解説しています。
設計の約束
「きろくね」は、次の三つだけを約束するアプリとして設計しました。
すぐ残せること。 分類や整理を先に求めません。ケースを選ばなくても、日時つきの「未整理」として保存されます。
元の記録と、整理した内容を混ぜないこと。 本人が記録したものと、アプリが並べ替えたり要約したりしたものを、画面上で分けて表示します。
何を端末の外に出すかを、本人が決められること。 録音・写真・メモは端末の中に保存され、アカウントを登録しただけでアップロードされることはありません。
診断、被害の認定、法的な判断は行いません。相手を評価したり、状況の深刻さを判定したりする機能はありません。
提供概要
[資料:
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