■手足被ばくの測定行わず
2013年1月4日、東京電力福島第一原発事故の復旧作業にあたる作業員に対し、
東京電力は胸部の被ばく測定のみを行い、手足の被ばく測定を行っていなかったことが毎日新聞の報道により明らかとなった。
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事 水没した鉄骨がれきの撤去に関して
手足の被ばくは「末端部被ばく」といわれ、手足が高い放射線に晒されることが想定される場合は、測定が義務付けられている。
■毎時100ミリシーベルトのがれきが足元に
福島第一原発の復旧作業現場では、
毎時100ミリシーベルトのがれきが足元に散乱しているような状況にあるという。
専門家からは、このような東京電力の管理体制に対し批判の声が上がっている。
手足などの末端部の測定をしていないことは、今後、作業員にガンが発生した場合にその因果関係が特定できないと指摘している。
この件に関し、東京電力では作業後に全身汚染検査をしており、追加調査の必要ないとコメントしている。
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naka773】

福島原発作業員:手足被ばく測定せず…事故後2〜3カ月- 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20130104k0000m040097000c東京電力ホームページ
http://www.tepco.co.jp/index-j.html