東京都が土壌中の放射性物質の測定結果を発表
福島第一原発事故による放射能汚染問題に関心がある企業関係者や起業家にとって注目すべき情報です。
平成23年9月20日、東京都(東京都福祉保健局)は、「土壌中の放射性物質の測定結果について」と題した報道発表を行いました。
(画像はイメージ)
注目すべきセシウム残留量は
9月20日の東京都の報道発表によると、東京都新宿区百人町にある東京都健康安全研究センターの深さ0~5cmの土壌から、790Bq(ベクレル)/キログラムのセシウム(セシウム134とセシウム137)が測定されたとのことです。
今回の報道発表では、過去5年間の放射性物質の測定結果も紹介されています。そして、過去の測定結果と今回発表された数値を比較すると、福島第一原発事故前に比べて約215~395倍のセシウムが、新宿区の土壌から検出されたというのが今回の発表で注目すべき点です。
放射能除染ビジネスに関心がある企業関係者や起業家にとっては、放射能除染の需要を見極めるためにも、今回のような測定結果の発表が注目されます。

土壌中の放射性物質の測定結果について(報道発表資料、東京都サイト内)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/09/20l9k300.htm東京都
http://www.metro.tokyo.jp/index.htm