セシウムの99%を除去する新技術とは
放射能除染ビジネスに関心が高い起業家や企業関係者にとって注目すべき情報です。
現在、ネット上などで、セシウムを入れた海水に、セシウムを吸着する物質をつけた磁性ナノ粒子(10億分の1メートルの大きさである磁性の微粒子)を混ぜて、セシウム吸着物質がついた磁性ナノ粒子を磁気により回収することで、海水からセシウムを除去できるという新技術が注目されています。
そして、この新技術を発明したのは、東京慈恵会医科大学医学部臨床医学研究所の講師である並木禎尚氏です。
(画像は、発明者である並木禎尚氏が属している東京慈恵会医科大学HPトップページ)
慈恵医大の並木禎尚講師らが、ビジネスパートナーを募集
今回発表された新技術は、従来とは異なり短時間でセシウムを除去できる点や牛乳など食料品のセシウム除去などにも応用できる点がビジネスの観点から特に注目されます。
そして、この発明者である並木講師らは、「イノベーション・ジャパン2011 - 大学見本市」において、この新技術を実用化するための共同研究を行う企業との産学連携を求めています。
ネットでも注目を集めている新技術は、企業にとっても大きなビジネスチャンスを与えるといえます。よって、起業家などにとっては、ネット上で話題となっている新技術の情報収集することが望まれます。

セシウムの迅速除去を実現する機能性ナノ粒子(東京慈恵会医科大学 医学部 臨床医学研究所 講師 並木禎尚、イノベーション・ジャパン2011 - 大学見本市サイト内)
http://www.innovation-japan.jp/exhibitor_datail.php?entry_id=en10005イノベーション・ジャパン2011 - 大学見本市
http://www.innovation-japan.jp/臨床医学研究所(東京慈恵会医科大学サイト内)
http://www.jikei.ac.jp/univ/gradu/rsch/56.html東京慈恵会医科大学
http://www.jikei.ac.jp/univ/index.html