西日本新聞社が検閲!?
九州電力株式会社が第2位の大株主である株式会社西日本新聞社(九州の有名な地方新聞社)が、九州電力の玄海原子力発電所のプルサーマル発電を批判した部分がある本の出版を直前になって中止にしたと一部報道で報じられています。
ここで、注目すべきは、問題の本「地宝論」の著者である田中優氏が、問題の部分の削除について応じたのにもかかわらず出版中止に追い込まれた一連の経緯について、「検閲」であると田中氏自身のブログ上で激しく非難をしている点です。
(画像は、「田中優の'持続する志'」(田中優氏のブログ)サイトトップページ)
問題の本「地宝論」の著者「田中優」氏とは
現在、他の出版社である子どもの未来社から出版された問題の本「地宝論」の著者である田中氏は、和光大学大学院および立教大学大学院の非常勤講師とのことです。
そして、ビジネス面から注目されるのは、田中氏が、単なる理想論を唱える環境活動家ではなく、「未来バンク事業組合」の理事長や一般社団法人・天然住宅の共同代表として事業を行っている点です。
そして、もう一つ注目すべきは、ネット上の反応を見ると、今回の一部報道によって、九州電力および西日本新聞社に対して嫌悪感を持つ人が増えている模様です。今後は、一部報道に対して西日本新聞社などがどのような反応を示すかが注目されます。
田中優の'持続する志'
http://tanakayu.blogspot.com/西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/九州電力
http://www.kyuden.co.jp/index.html