【サラリーマンの副業】スマートフォン、アフィリエイトは有望な副業になるか？

スマートフォンが急速に普及している。このことは総務省が発表した資料にも見て取れる。

1月20日に総務省より発表された「スマートフォンをめぐる現状と課題」ではスマートフォンの急速な普及が数字によって示されている。2011年上半期では携帯端末出荷台数の49.5％がスマートフォンになっているのである。

この数字は2012年には54.6％になるだろうと予測されている。



そして実際にサイトにアクセスしてくるユーザーの環境がどうなっているのか？

この「会社設立」の閲覧者データを紹介しよう。

2011年2月


2012年2月


昨年2月時点では影も形もなかった「Android Browser」が2012年2月時点では、全ユーザーの22.34％となり全体で2位となっている。

PCのアフィリエイトで稼ぐのは大変だと言われている。「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2010」によると、月5000円以上も稼げないアフィリエータ―が65％になっているのである。



サラリーマンの副業として考えたときには効率が悪すぎる。サイトを作り、コンテンツを充実させ、SEOを考え……。とにかくやるべきことが多く、「副業」として成立させることが、誰でも簡単にできるというものではない。

スマートフォンに特化したアフィリエイトが非常に有望であるという情報は、ネット上にも、書籍でも多く出回っている。

しかし、それは本当であろうか？

スマートフォンにおけるアフィリエイトは、アフィリエイターに「ツールを売るためのビジネス」が一番有望なように思える。

アフィリエイトをする側にとっての困難さはPCとさほど変わらないのではないかと思える。

決して「有望ではない」わけではないが、楽して儲けることができる分野でないことだけは確かであろう。

継続して集客できるコンテンツを作り続けることはPCであろうと、スマートフォンであろうと変わりはない。

そのようなことが、苦にならない人にとっては競争の少ないスマートフォン市場は有望であるといえるかもしれない。

サラリーマンの副業として自宅で出来るという利点はあるが、儲かるか儲からないかは、自分の才覚次第ということであろう。

【naka773】



スマートフォンをめぐる現状と課題
http://www.soumu.go.jp/main_content/000143085.pdf
『アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2010』 ama 理事 野崎雷太
http://www.slideshare.net/npoama/2010-6043378