■東電、美術品群売却か?
2012年3月18日、ジャーナリスト・
田中稔氏がツイッターにて
東京電力が所有する
美術品群を売却する動きがあることをツイッターにてツイートした。
東京電力の所有する高級な美術品群が日動画廊を通じて処分される動きを、時事通信が一時報じたが、両社とも否定した。ところが内部情報によれば現実には水面下で進行しているようだ。その売却資金が被ばく者の賠償に回るよう厳しい監視が必要だ。
東京電力の絵画など所有する美術品売却に関しては、1月26日に明らかになったとして、時事通信社が報道を行っている。その後その事実は否定され現在まで来ている。
同氏は、売却益が
被ばく者の賠償に回るよう監視が必要だとしている。
東京電力は、法人契約の電気料金の値上げに関して、契約期間内にも関わらず、値上げした料金に改訂して欲しいという要請を行っている。常識で考えれば、契約破りの値上げである。
(参考:
河野太郎氏が「東電の値上げは断れます」を少し修正、「家庭の電気料金値上を断れる」と多くの人が勘違い?)
その際に、電話取材を行ったが、「同社の置かれた立場を理解して協力して欲しいという要請をする」という趣旨の回答を得た。
契約を反故にしてまでの値上げの動きをしている最中である。所有している美術品群水面下で売却するということはあり得ない話ではない。
■売却益は被ばく者の賠償金にまわるのか?
このツイートを行った田中氏は続けて、売却は東京電力と日動画廊の間で行われるものではなく「
賠償機構が没収して公開のオークションかけるべき」であるとする意見を紹介している。
貴重なご意見いただく。東電の所有する美術品群はそもそも電気代に上乗せされたものだから、賠償機構が没収して公開のオークションにかけなるべく高く売却すべき、と。東電と日動画廊の談合によるバナナの叩き売りはやめなければならない。
確かにもっともな話であり、この話が水面下で進められているとすれば、売却益が
被ばく者の賠償に回るかつかむのは困難である。
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naka773】
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