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スマートフォン競争に勝つには?-スマートフォンビジネスは「零戦VS米戦闘機」に例えられるのか?

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スマートフォン競争に勝つには?-スマートフォンビジネスは「零戦VS米戦闘機」に例えられるのか?

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■ビジネスモデルの例に出てくる零戦
2010年5月10日、「スマートフォン&モバイルEXPO春」の専門セミナーでは山下計画の山下哲也氏は太平洋戦争中の帝国海軍零式艦上戦闘機(零戦)を例に出した。

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スマートフォンスペックで勝っていれば勝てるのか?

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というテーマのセミナーの題材として零戦を選んだのである。

■おそらく結論は正しいのだろうが……
同氏はセミナー零戦は最先端の技術が使われた高スペックの戦闘機であったと評価。それが何故米戦闘機に負けたのか?として話をすすめる。

・防弾性能によるパイロットの生存性の差
・量産性による数の差


この2点を例示している。

しかし、この2点は零戦というハードが米戦闘機に劣っていたという「スペックの差」を論じているのだ。目に見えるスペックか見えないスペックかという差があるが、それはハードに依存する能力の問題である。

■スマートフォン競争に勝つには?
太平洋戦争中の日米の戦闘機を例示してスマートフォン競争を論じる視点は面白いと思うが、結論と例示がずれているのである。

結論として、スマートフォン単体のスペックではなく、半導体・部品、製造、ネットワーク、OS、サービスなどの総合的な発展が必須であるとしている。

おそらくこれは正しい。

であるならば、零戦VS米戦闘機の例示は以下のように行うべきである。

・パイロット教育体制の差
・飛行場設営能力の差
・燃料供給、燃料の質の差
・パイロット救援体制の差
・航空管制能力の差


つまり、「防弾」や「量産性」という戦闘機というハードに依存する部分を例示に出して、「スマートフォンはスペック競争では勝てない」という結論にはつながっていないのである。

戦闘機というハードとスマートフォンというハード。このハード以外の周辺の支援体制の差が日米の大きな差になっているのである。

ちなみに、日本が多少マシな支援体制を受けられるようになった本土における防空戦では旧式化した零戦も善戦するケースが多くなっているのである。

確かに重要なのはハードのスペックではなく、バランスのとれた周辺技術、サービスであることは間違いない。

naka773

外部リンク

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