■細野豪志原発事故担当相東電の結論に満足
2012年5月26日、現在も大きな危機が進行中であると指摘されている福島第一原発の原子炉4号機を細野豪志原発事故担当相が視察した。
細野豪志原発事故担当相視察4号機燃料プール内の映像この4号機建屋には、
1000本以上の燃料棒が格納された使用済み燃料プールが存在している。
この燃料棒プールが崩壊した場合、当初の政府のシミュレートでは横浜までが避難地域に入るとされている。
東京電力は、使用済み燃料プールの安全性に関し、コンピュータ解析により4号機建屋全体が安定しており、問題はないとしている。
東京電力では、
東日本大震災と同程度の地震が来ても耐えられると主張しているのである。
この見解に対し、細野豪志原発事故担当相は実際に4号機建屋を実際に見学し、東京電力側の説明に満足しているとした。
■海外の見方は異なる
自信たっぷりの東京電力であるが、そもそも福島第一原発事故自体が、東京電力側からすればあり得ない事故であっただろう。
それが起きている以上、簡単に東京電力の言葉を信じることもできない。
国内だけではなく、海外の専門家の間でも福島第一原発4号機
使用済み燃料プールの問題は大きな懸念を持って見られている。
早々に燃料棒を別の場所に移すべきだとする声が大きい。
4号機、使用済み燃料プールでトラブルが起きた場合どうなるのか?
東電側では、上からコンクリートをかけて、固めるという対策を明らかにしている。ぜひ、東電幹部に率先してやってもらいたものである。
■4号機崩壊で北半球の壊滅
米陸軍情報部隊を統轄する「陸軍情報保全コ司令部」の元司令官・ルバート・スタブルバイン米陸軍退役少将は、ビデオで福島第一原発4号機の燃料プールが崩壊した場合、
北半球のかなりの範囲が居住不能になると警告を発している。
仮に4号機燃料プールの燃料棒が再臨界を起こした場合は、膨大な放射能が拡散される。その量は北米まで広がり甚大な被害を与えると警告している。
東京電力の言うように、コンクリートを噴射するトラックの装備でこの危機が回避できるのか?それとも再臨界の危機は深刻なのか。
とにかく、海外からは、福島原発事故に関しては日本政府も東京電力もかなり信用されていないようである。
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naka773】

東京電力ホームページ
http://www.tepco.co.jp/index-j.htmlProtect Your Family from Fukushima's Deadly Radiation - 4 Simple Steps - Home
http://fukushimaeos.weebly.com/添付資料 8-8 福島第一4号機 使用済燃料プールの状況調査
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/imagesGoogle Translate
http://foodfreedomgroup.com/wp-content/