■リアルタイムで地震情報を発信
2012年7月2日、独立行政法人・防災科学技術研究所は、全国に配置した同研究所の観測網のデーターをリアルタイムで見ることができる「
防災地震Web」を開設した。
観測情報は自動で現在の地震情報を発信し、同サイトではその情報を確認することが出来る。
■全国約1,870地点の観測網
防災科学技術研究所の観測網は、全国約1,870地点に及ぶ。
微弱な地震を感知する「
高感度地震観測網(Hi-net)」が全国の井戸800地点に地震計を設置。
様々な振動を感知する「
広帯域地震観測網(F-net)」が硬い岩盤内の横坑70地点に地震計を設置。
被害が発生する揺れまで感知する「
強震観測網(K-NET/KiK-net)」全国約1,000地点に地震計を設置。
この3系統の地震観測網によって「防災地震Web」は、5分更新のタイミングで、24時間以内に発生した地震の震源分布を表示。また、2秒更新で、現在の日本列島の揺れを示す強震モニタを表示している。
更に、震度4以上の比較的大きな地震に対し1分更新で「
AQUAシステム」によって情報が表示される。
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naka773】

防災地震Web
http://www.seis.bosai.go.jp/