■南海トラフ巨大地震で死者32万人以上!
2012年8月29日、内閣府を中心とする政府の検討会が、「
南海トラフ巨大地震」の被害想定を発表した。
「
南海トラフ巨大地震」は「南海」、「東南海」、「南海」地震が連動して発生する巨大地震である。東日本大震災後その発生可能性が指摘されているものだ。
「
南海トラフ巨大地震」の規模はマグニチュード9級が想定されている。
その被害想定は壊滅的といっていいものだ。
予測では
死者は32万3000人、
倒壊・焼失建物が238万6000棟になるとされている。
■中央防災会議の情報サイト接続困難
死亡原因の内訳は、以下のようになる。
津波:23万人
建物倒壊8万2000人
傾斜地の崩壊:600人
地震による火災:1万人
「
南海トラフ巨大地震」が発生した場合、東日本全体が壊滅的な被害をこうむることが想定されているのである。
このニュースの衝撃は大きく情報が公開された「
中央防災会議‐内閣府防災情報のページ」は接続困難になっている状況だ。
中央防災会議‐内閣府防災情報のページ(http://www.bousai.go.jp/)
■浜岡原発10m浸水!
この「
南海トラフ巨大地震」の震源域内に存在する原発が静岡県の「
浜岡原発」である。
image from
E-190同原発は最大で19メートルの津波に襲われることが想定されており、現在建設中の18メートルの防波堤を超えてくる。
防波堤の効果が無かった場合、原子炉建屋付近は最大で5~10mは浸水することも明らかとなった。
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naka773】
中央防災会議‐内閣府防災情報のページ
http://www.bousai.go.jp/中央防災会議
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/index/bousai/index.html