■沖縄特攻時の250分1「大和」を再現
2012年9月25日、デアゴスティーニ・ジャパンから「
週刊 戦艦大和を作る」が発売された。
同社は組み立て物が付属したシリーズ書籍を数多く出しているが、今回の「
週刊 戦艦大和を作る」は90号で完結という長いものだ。
大和は沖縄作戦時の姿を再現している。46サンチ砲の砲塔天蓋に96式25ミリ機銃が搭載されているのが確認できる。
■根気と時間があれば完成できるだろうが
週刊で90号ということは、2年近くかかかって作ることになる。気の長い話である。
このようなビジネスの場合、初回を安く設定し次回から値段が上がるのが定石である。初回は390円と格安となっている。
90号分の読み物と250分1モデルの戦艦大和が出来る商品であるので合計すればそれなりの価格になるだろう。
また、続ける人が少なくなれば販売する会社としても、部数を絞り込む必要があり製造原価が跳ね上がる。かといって、その原価を価格に反映すれば、よけいに売れなくなることは間違いない。
もし、採算がとれなくなった場合はどうなるのだろうか?
デアゴスティーニ・ジャパンに電話で確認してみたが、組み立て物の場合は
ほとんど途中で廃刊になるということは無いとのことだ。(ただし100%無いわけではない)
この戦艦大和も建造途中で廃艦になる可能性はほとんどないようだ。
ここからは推測であるが、おそらく脱落者を見込んで途中の号まで出せば、90号まで発刊しても損益を上回るように計画されているのではないだろうか。
【naka773】

週刊 戦艦大和を作る | デアゴスティーニ・ジャパン
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